日曜日のメインレース情報
阪神11レース
天皇賞・春
18ディープボンド(強力鉄板情報馬)
今回の条件でこの馬を評価したいのが天皇賞春で、昨年の天皇賞春は前半型の流れで中盤も含めてほとんど12秒前半を平均でまとめている流れとなり、ハイペースで1000通過は60秒を切っていました。
これはこのレベルの長距離戦としてはかなり速い速度となっており、前半のスピード色が強い競馬を自ら展開して12.1 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 13.0のラップ推移の中、3~4角で好位の外から押して上り、直線で左手前に換えて渋太く食らいついて上がる事ができていました。
L1でワールドプレミアには前に出られましたが3着以下には2馬身の差をつけており、長距離型は後半のポテンシャル面で勝負するタイプが多く見られますが、阪神大賞典も含めてディープボンドは前半のスピードを求められて良さが出ただけに、この条件なら勝ち負け濃厚の1頭と言えます。
16タイトルホルダー
高い総合力を秘めている馬で、この馬はダービーで示したように瞬間的なトップスピードの質を超高速馬場で高めてくるタイプではなく、時計が掛かる馬場で息が入るような展開でパフォーマンスを上げるタイプと言えます。
また、左回りではコーナーで速いラップを連続する中で甘くなる面を見せており、弥生賞も直線だけの競馬に近い中で左手前で一瞬鋭く反応するもL1はラップ的に結構落としていました。
この馬は右手前でコーナリングを求められても皐月賞や菊花賞では長く脚を使う事ができており、特に菊花賞ではコーナーでの速度を右手前で求められていた中で非常に強いパフォーマンスを見せました。皐月賞の感じからも本質的には右手前の方が得意なタイプと言え、向正面からのロングスパートで3~4角では右手前でポテンシャルを求められる展開なら花賞同様のパフォーマンスが期待できます。
11マイネルファンロン
前走のAJCCは後半型のポテンシャル戦でパフォーマンスを大きく上げてきたており、かなりのスローで流れていましたが、後方で脚を温存して後半型の競馬に特化させて2着に好走しました。
ラップで見ると12.1 - 11.9 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 12.2で後半6Fで12前後を連続させるポテンシャル戦となっており、後方外からロスがありながらも押し上げて直線で渋太く抜け出したところに外からキングオブコージに差される格好となりました。
3角右手前→中間左手前→4角でまた右手前と器用に変えながら負荷をかけてきており、最後まで渋太く伸びてきた点を踏まえてもポテンシャルを高いレベルで示したと言え、長距離のポテンシャル戦で期待が持てる1頭と言えます。
前走で負かしたボッケリーニが日経賞でタイトルホルダーからクビ差の2着、ポタジェが大阪杯で勝利しており、ハイレベルなメンバー相手の後半のポテンシャル戦で好走出来ただけに注目したい穴馬となります。
会員様には上記情報馬3頭の馬連指示で5.2倍的中となり、36万4000円獲得となりました。
平場の勝負レース
日曜日
東京5レース
4ロジマンボ
初戦は大外枠からの競馬で寄れてスタートしてしまい、最後方からの競馬でも最後は差を詰めて6着となりました。
2戦目はスタートを決めるも勝負どころの3~4角で包まれて動くに動けない形となり、ペースアップに対応できずに位置取りが後退してしまいましたが、4角手前から大外に出すと直線は良い脚で追い込んできただけに消化不良のレースと言えます。
3走前の中山戦では好位の内から理想的な形で進めましたが、勝負どころで包まれて後手後手に回る競馬になってしまい、直線はムチを持ち替えた事もあって勢いがついたところがゴールとなり3着まで。
2走前は控えて中団からの競馬となり、直線では狭いところを割る形になりながらも2着を確保できており、近走はスタートが良くなった事で安定して走れるようになってきました。
前走の中山戦は4着となりましたが、内容を見ると中山コースよりも広いコースの方が加速がスムーズなだけに、今回の東京戦では巻き返しが期待できる1頭と言えます。
13カヨウネンカ
休み明けの6走前でビシッと負った事が功を奏し、叩き2戦目の次走は五分の発馬を決めて自分から動ける位置を確保して勝ちパターンの競馬で2着となりました。
このレースは勝負どころでは外を回る形になってしまっただけに、スムーズならこの馬が勝っていた内容のレースと言えます。
4走前はデムーロ騎手が騎乗して2着となりましたが、「以前に乗った時と比べて幼い面が無くなって成長を感じました。体の使い方が上手になっていますし、チャンスは近いと思います。」との事で、好位の外で勝ち馬を視界に入れながら進めて終始手応えも良く直線半ばでは交わす勢いを見せて並びかけるも、最後は盛り返されて2着となりました。
3走前は「ツイてなかったです。3~4角で前が動かなかったので自分で動いていきましたが、外を回る事になりました。コース取りの差が出ました。」とデムーロ騎手。
2走前は控えて後方で脚を温存する形で進め、3角過ぎから馬群を捌いてスルスルと進出してラスト100mで先頭を捉えて2着となりましたが3着には3馬身半の決定的な差をつけました。
前走は冬毛が抜けて好気配でしたが、中盤以降で後退してきた先行馬が壁になってしまい、身動きの取れない形で自身の位置取りが下がってしまいチグハグナ競馬となりました。
直線も窮屈な場面があって不完全燃焼の競馬となっただけに参考外の1戦と言えます。
近走は前向きさを見せて見どころ十分な内容のレースができているだけに、1ハロン延長となりますが前走の敗戦で妙味が生じるここは狙い目の1頭と言えます。
14アクロビンジャー
近走は連続2着に好走していますが、パワータイプだけに急坂の中山では相対的にパフォーマンスを高めており、「少し掘れるような今の馬場が合っています。府中の時計の速い馬場になってどうでしょうか」と吉田騎手が前走後に話していただけに、今回の府中変わりはプラスとは思えません。
結果は危険な人気馬14アクロビンジャーを軽視しての情報馬2頭からの3連単指示で442.2倍的中となり、13万2660円の払い戻しとなりました。
9番人気のアオイアルファワンはクビ差届かずタイム差0秒の2着となりましたが、アオイアルファワンが1着なら1434.9倍的中となっていたため、43万円の払い戻しとなっていました。