2025年のG1戦線において、驚異の回収率を維持し、433万円の払戻金を手にしています。
■ 今週の提供レーススケジュール
今週はヴィクトリアマイル週となります。
今週はヴィクトリアマイル、新潟大賞典、平場の勝負レース(土日に各1鞍)の4鞍提供週となります。
今週の日曜日は、ヴィクトリアマイル(約5万円勝負)と同等の勝負ができる平場の勝負レースの提供予定で、土曜日と日曜日の平場の勝負レースは約5万円での勝負指定となります。
土曜日:新潟大賞典(3万円勝負)+平場の勝負レース(5万円勝負)
日曜日:平場の勝負レース(5万円勝負)+ヴィクトリアマイル(5万円勝負)
20年のヴィクトリアマイルは3連単73.4倍的中、ワイド5.3倍的中となりました
https://kkkma.livedoor.blog/archives/2020-05-17.html
22年のヴィクトリアマイルは馬連3点指示で20万円獲得となりました。
https://kkkma.livedoor.blog/archives/2022-05-16.html
25年のヴィクトリアマイルはアスコリピチェーノからの馬連、3連単指示で12.8倍的中、260倍的中で142万8000円の払い戻しとなりました。
https://kkkma.livedoor.blog/archives/2025-05-20.html
【的中報告】先週末の競馬分析結果まとめ
🏆 土曜・東京11R:エプソムカップ(GⅢ)
【結果】◎ 17 レガーロデルシエロ(10番人気3着)で3連複 274.0倍 的中!
分析の鍵: 開催時期の前倒しに伴う「梅雨の道悪」から「超高速の良馬場」へのシフトを完全見極め。過去データはリセットし、超高速スローの「瞬発力特化型」へのパラダイムシフトを想定しました。
推奨馬の激走:
適性ゼロのダートやタフ馬場での大敗で完全に盲点(10番人気)になっていた◎レガーロデルシエロを本命に抜擢。生涯ベストと言える「東京芝1800mのワンターン」で見事に極限の鬼脚を爆発させ、3着に激走してくれました。対抗の○カラマティアノス、▲トロヴァトーレも上位を確保し、完璧な狙い撃ちとなりました。
🏆 日曜・東京12R:3歳上3勝クラス
【結果】情報推奨馬がワンツースリー!3連複 46.6倍 ズバリ的中!
分析の鍵:
超ハイレベル戦だった白嶺S組の地力を高く評価し、前走15番人気5着から相手緩和&ハンデ55kg据え置きとなる9クールブロンの勝機を見逃しませんでした。
推奨馬の激走:
ベストの東京マイルで末脚を炸裂させた4リバートゥルー、鞍上超強化でベスト舞台へ降臨した12ルージュスタニングが実力を発揮。事前の精緻なコース・能力評価がそのまま着順に直結する、非の打ち所がないワンツースリー決着となりました。
先週は、コース適性、ラップ分析、そして調教による「状態の良化」を確実に見極めることで、高配当に結びつけることができました。各馬の特性を理解し、展開を読み解くことで、人気馬・人気薄問わず適性の高い馬を導き出せることを証明できた週末となりました。
引き続き、データに基づいた精度の高い分析を配信していきます。
■ 過去10年のG1・重賞的中アーカイブ
当研究所では、一過性の的中ではなく、長年にわたり圧倒的な回収率を証明し続けています。
圧倒的な情報量と分析力で「万馬券」を現実のものに。
2014年からの全成績はブログ内アーカイブにて公開中です。
情報料金 5月16,17日
【お申込手順】
PC版ブログ右上の「メッセージ」より、以下の3点を明記の上、送信してください。
お名前
メールアドレス
ご希望のお支払方法
新潟11レース
新潟大賞典
新潟大賞典2026予想:外伸び馬場を支配するのは誰だ?ルメール騎乗の素質馬と新潟巧者が激突!
6ドゥラドーレス
新潟大賞典2026予想:外伸び馬場を完全支配!前走の敗因から導き出すドゥラドーレスの「持続力論」
前走・2走前の詳細なレース内容と敗因分析
これまでに戦ってきた相手関係や積み上げてきた重賞実績を俯瞰しても、今回のG3メンバーに入れば明らかに能力的に頭一つ抜けた存在と言え、大得意の左回りに替わる今回の舞台なら、悲願の重賞タイトル奪取が極めて濃厚と考えられます。
まずは前走の金鯱賞におけるレース内容を詳細に振り返ると、全体のレースラップは13.0-10.8-12.3-12.1-12.2-11.4-11.2-11.6-11.7-11.8という推移を辿り、前半58.4秒、後半57.7秒という極めてハイレベルな後傾バランスの超スローペースが展開されました。
この流れの中で本馬は中団のやや後ろとなる8番手あたりを追走する形になり、後半5ハロンが11.4-11.2-11.6-11.7-11.8と11秒台が連続する超高速のロングスプリント勝負に巻き込まれ、直線で外に持ち出して追い出すも、前にいた上位馬たちにキレ負けする形でハナ差の5着に甘んじました。
レース後の戸崎圭太騎手のコメントを確認すると、「最近はスタートを出てからの反応が今いちなので、今回はチークピーシズを着用しました。雰囲気は良かったのですが、スピードに乗り切れない感じでした。手応えもあったのですが、直線に向いて追い出すとジリッぽくなってしまいました」と振り返っており、さらに次走へのメモや戦評においても「序盤こそ中位の少し後ろだったが、向正面でジワッと位置を上げ、直線に向いて追い出すとジリッぽくなった」と明確に指摘されています。
この「ジリッぽくなる」という特徴こそが本馬の持つ最大の個性であり、ここをしっかりと紐解くことが重要と考えられます。
2走前のアメリカJCCにおける走りを検証すると、全体のラップ推移は12.4-11.3-12.0-11.4-11.6-11.7-11.6-11.9-12.4-12.0-12.5という、中盤から全く緩まない非常にタフな平均ペースの消耗戦が記録されました。
ゲートの反応が甘く道中は12番手という後方からの追走を余儀なくされましたが、持久力が厳しく問われる流れの中で馬なりのまま「漸進して伸びる」という圧巻の物量を見せ、上がり3ハロン34.5秒の末脚で勝ち馬ショウヘイから1馬身半差の2着を確保しており、G2クラスのタフな流れを正攻法でねじ伏せかけたレース内容は、今回のメンバー間においては極めて価値が高いと言えます。
ラップ適性とコース特性のマッチング
ラスト3ハロンのラップをさらに細かく切り分けると、最速地点の11.2秒(ラスト3Fから2Fへの加速局面)で一瞬のキレを求められたことで置かれた形になり、そこからのラスト1ハロン(11.8秒)の減速局面ではジリジリと差を詰めている状況が浮かび上がります。
つまり、本馬は一瞬でトップスピードに乗る「瞬発力タイプ」ではなく、速いラップを求められてからの減速の幅を極限まで抑え込み、どこまでも同じ脚を使い続ける「持続力・持久力タイプ」に完全に分類できると考えられます。
それだけに、中京の直線の坂で一瞬の加速を求められた前走の敗因は非常に明確であり、トラックバイアスが外に傾き、日本一の直線距離(659m)を誇り、かつ平坦である新潟の外回りコースへの変更は、まさにこの馬の持続性能を100%爆発させる上でこれ以上ない絶好の条件に好転すると言えます。
スタート後のテンのスピードがそこまで速くない本馬にとって、今回の新潟芝2000m外回りコースは、最初の1コーナー(3コーナー)までの距離が長く、スローペースになりやすい点が大きな救いになると考えられます。
向正面から3コーナーにかけて北風4m/sの追い風を受ける想定であり、中盤で極端に緩むポイントが発生したとしても、直線の長さがあるためにルメール騎手がじわっと外目からポジションを押し上げながらスピードに乗せていくシミュレーションが容易に立ちます。
血統面においても、父ドゥラメンテ×母父ハービンジャー、そして妹にレガレイラを持つ超良血馬であり、スピードの持続力と底知れないスタミナを兼ね備えている構成は、タフな標準馬場で外が伸びる現在の新潟の馬場バイアスに最高レベルでマッチしていると考えられます。
今回はエンジンの掛かりが遅い本馬のキャラクターを完全に把握しているルメール騎手への乗り替わりとなり、得意コースとしている新潟外回りの長い直線で、外伸び馬場の最も良い部分を選びながら大外から一気にねじ伏せる競馬が期待できます。
先週の結果
日曜日の結果
東京12レース
9クールブロン
急上昇中の東京マイル適性!相手緩和と55kgのハンデで勝機到来
前走の白嶺S(東京ダ1600m)は、12番人気→5番人気→2番人気の決着となり、馬連169.3倍、3連単は12万2,260円という大波乱のレースでした。オッズこそ荒れましたが、レース自体のレベルは極めて高く、実力馬が能力を発揮した納得の結末。
その中でクールブロンは、15番人気という完全な低評価を覆す激走を見せました。道中は中団やや前の馬群の中でロスなく追走し、直線に入ってからもジリジリと、しかし確実に前との差を縮めて勝ち馬から0.4秒差の5着に健闘。長く良い脚を使えるこの馬の持ち味がフルに活きた好内容でした。
このレースレベルの高さを証明しているのが、クールブロンとクビ差の4着だったワイドブリザードです。同馬は次走で即座に逃げ切り勝ちを収めており、白嶺S組の地力の高さを裏付けています。そんなハイレベル戦で僅差の競馬をしたクールブロンの能力は、このクラスでも完全に上位です。
好転する条件と、継続騎乗の強み
今回は前走と比較して、明らかに相手関係が楽になっています。 前走のパフォーマンスをそのまま再現できれば、このメンバー構成ならあっさり勝ち負けになっていいレベルです。
さらに、以下の好条件が重なっています。
•ハンデ55kgの据え置き: 恵まれた斤量で再度出走できるのは大きなアドバンテージ。
•三浦皇成騎手の継続騎乗: 前走で馬の特長(馬群での我慢、長く脚を使う形)を掴んだ上での継続は心強い限りです。
上記内容から、ここも好走可能の1頭と言えます。
________________________________________
4リバートゥルー(追込一気、ベストの東京マイルで爆発)
•前走: 韓国馬事会杯(3勝クラス・中山ダ1800m)3着(0.2秒差)
•評価: 前走はスタートで出遅れ、後方3番手からの競馬を余儀なくされました。しかし、今回は着用したブリンカーの効果がてき面。3〜4コーナーの中山特有の渋いペースチェンジでもたつく局面がありましたが、外から他馬に並ばれても怯むことなく、直線は外から素晴らしい伸び脚を見せて0.2秒差の3着まで追い上げました。
今回は【3勝・うち1600mで2勝】を挙げている大得意の東京ダ1600mに舞台が替わります。ベストは時計の速い雨馬場(脚抜きが良い馬場)ですが、近走は不向きな良馬場の中山1800mでも馬券圏内に突っ込んできているように、地力自体がワンランクアップしています。ハンデ54kgでこの舞台なら、自慢の末脚が炸裂する可能性は極めて高いです。
________________________________________
12ルージュスタニング(ベスト舞台へ降臨、鞍上超強化で巻き返し)
•前走: 豊明S(3勝クラス・中京ダ1400m)6着(0.8秒差)
•評価: 前走は内枠からスタートが良く、ハナを奪う勢いで出して行きましたが、外からどうしてもハナを主張する馬がいたため、控えて2番手からの追走となりました。休み明けで全体のペースが流れたこと、さらに前半に脚を使った影響が直線で響き、0.8秒差の6着に敗退。これは展開と休み明けのぶんで、悲観する必要のない凡走です。
本質的に、この馬は東京ダ1600mがベストだと考えています。1勝クラス勝ちの舞台であり、2勝クラスではウェットシーズンやアピーリングルックといった後のオープン級の好メンバーを相手に4着と善戦。1400mでの勝ち星もありますが、マイルのほうが道中の追走が楽になり、持ち味をフルに発揮できます。今回、鞍上に戸崎圭太騎手を迎えての勝負気配。一変があって驚けません。
________________________________________
3セギレエルビエント(能力は認めるが、距離延長が最大の鍵)
•前走: 豊明S(3勝クラス・中京ダ1400m)3着(0.6秒差)
•評価: 前走はスタートでやや後手を踏んだものの、押してポジションをリカバーし、好位集団のすぐ後ろの絶好位を確保。4コーナーで最内をロスなく回り、直線入り口で外に持ち出すと、しぶとくジワジワと伸びて3着を確保しました。4ヶ月の休み明け、かつハイレベルな流れの3勝クラスでいきなり3着に好走した走りは、確かな成長を感じさせるものでした。
ただし、今回は1600mへの距離延長が大きな課題となります。2走前に東京ダ1600mで2勝クラスを勝っていますが、この時はかなりのスローペース。勝ち時計は同日の1勝クラスの7着相当、さらに2歳新馬戦の時計とわずか0.3秒差という非常に遅いものでした。距離自体はこなしたものの、3勝クラスのタイトな流れでマイルの距離を走るとなると、スタミナと追走力に一抹の不安が残ります。現状は1400mがベストであるため、今回は実力を認めつつも、相手までの評価(押さえ)にとどめます。
________________________________________
1オンザライン(不気味な持続力、タフな東京で浮上)
•前走: 下総S(3勝クラス・中山ダ1800m)3着(0.4秒差)
•評価: 前走は積極的にポジションを取りに行き、道中はインの3列目(中団やや前)を追走。勝負どころから直線にかけて外へスムーズに持ち出し、前で脚の止まった馬たちをきっちり捕らえて0.4秒差の3着。久々にこの馬の武器である「タフな持続力」と「長く使える良い脚」が全面に出た、非常に見どころのある内容でした。
久々の東京マイル戦になりますが、この舞台実績は侮れません。過去にこのクラスの東京マイルで「2着(0.5秒差)」「4着(0.8秒差)」「5着(0.4秒差)」があり、大崩れしていません。マイル戦なので道中の追走ペースが速くなり、位置取り自体は後ろになる可能性が高いですが、直線の長い東京なら十分にカバー可能です。前走で見せた復調気配を維持できていれば、ここでも確実に突っ込んでくる不気味さがあります。必ず買い目に入れておきたい1頭です。
上記情報馬のワンツースリー決着となり、3連複46.6倍的中となりました。土曜日の結果
東京11レース
エプソムカップ
【エプソムC 2026】時期変更がもたらす超高速のパラダイムシフト!スロー瞬発戦を撃ち抜く「ベスト舞台の激走馬」と、人気馬に潜む「罠」
今年のエプソムカップを攻略する上で、絶対に避けては通れない、そして「多くの一般ファンが盲点にしている決定的な構造変化」があります。これまでの過去データや「エプソムC=道悪の消耗戦」という固定観念に囚われていると、痛い目を見ることは間違いありません。
なぜ、今年のエプソムカップはこれまでと全く違うアプローチが必要なのか。馬場、展開、そして各馬の本当の適性を徹底的に解剖し、妙味十分の本命馬から、人気でも嫌うべき馬のスクリーニングを行います。
________________________________________
1. エプソムカップの「新・概要とデータ」
── 宝塚記念前倒しに伴う「開催時期の移行」がもたらす影響
一昨年まで、エプソムカップは「安田記念の翌週(6月中旬)」に開催されるのが定番でした。しかし、昨年から宝塚記念の日程が6月初旬へと繰り上がった影響を受け、本レースの開催時期も5月初旬へと大きく前倒しされることになりました。
この「約1ヶ月の時期のズレ」は、レースの性質を根本から変えてしまうほどの破壊力を持っています。
① 梅雨の道悪から「超高速のパンパンの良馬場」へ
一昨年までのエプソムカップといえば、「毎年のように雨が降る、タフで重い道悪馬場」が代名詞でした。過去10年を振り返っても、良馬場で行われた年(過去10年で4回)でさえ時計がかかるタフなコンディションが多く、本質的な「東京のスピード・キレ」よりも「内をロスなく立ち回るタフさ」や「道悪適性」が問われていました。
しかし、5月初旬への移行により、梅雨の影響を完全に回避できるようになります。
今週の東京競馬場は開幕3週目。ただでさえ超高速馬場がキープされている段階で、今週末も好天が予想されています。これまでの「道悪の消耗戦」というイメージは完全に捨て去り、「1分44秒台が当たり前に飛び出す、純粋なスピード&瞬発力勝負」へシフトすると見るべきです。同様の時期移行があった京王杯スプリングカップ等の傾向変化を見ても、このパラダイムシフトは間違いありません。過去の「エプソムC好走データ」は、一度すべてリセットして考える必要があります。
② 4歳馬の成長力と優位性
唯一、時期がズレても踏襲できそうなデータが「4歳馬の圧倒的な優勢さ」です。一昨年までのデータでも、4歳馬は他世代を圧倒する成績を収めていました。
5月といえば、4歳馬にとっては「本格的な充実期」を迎えるタイミング。斤量面や、これまでのクラシックロードで揉まれてきた経験値が、頭打ちになりつつある古馬勢に対して大きなアドバンテージとなります。今年も、能力を秘めた4歳馬の取捨選択が極めて重要になります。
________________________________________
2. レースラップ&血統傾向の再定義
【レースラップ分析】マイル寄りの流れか、それとも……
時期が5月初旬へと前倒しされたことで、このレースは「安田記念の前哨戦」としても機能しやすくなりました。そのため、中長距離路線だけでなく、マイル質の高いスピード馬が参戦しやすくなり、将来的には「淀みのない引き締まったラップ」になりやすい構造へと変化しています。
しかし、「今年」に限って言えば、メンバー構成が極めて極端です。
何が何でもハナを主張したい徹底先行馬が見当たらず、各馬の出方を探り合うような形が濃厚。実質的には、マイル質の追走力が問われるような流れにはならず、前半は極めて緩い流れからの「スローペース・極限の瞬発力勝負(上がりの速さ比べ)」になると想定します。
【血統傾向】
開催時期の変更により、従来の「道悪に強い欧州血統(サドラーズウェルズ系やロベルト系)」の恩恵は薄れます。求められるのは、超高速馬場に対応できる「サンデーサイレンス系の王道スピード×持続力のある米国型ノーザンダンサーあるいはミスプロ系」の配合。軽い馬場でトップスピードをいかに持続できるかが血統的な鍵となります。
________________________________________
3. 馬場・展開・勢力図から導く「結論」
【馬場・トラックバイアス】
•馬場状態: 超高速馬場(S)
•トラックバイアス: フラット(内・外の極端な有利不利はなし、ただし外差しも十分に届く)
•開幕3週目の絶好の芝コンディション。今週末も晴天であれば、時計は確実に速くなります。想定決着時計は1分44秒中盤〜後半。極限のスピード決着に対応できる裏付け(持ち時計や高速上がりの実績)が必要です。
【展開想定】
ハナを切るのはシルトホルンあたりか、あるいは枠を活かしてジュタが内からじんわりハナに立つか。いずれにせよ、競り合うような馬はおらず、ペースは極めてスロー。
道中は一塊の馬群で進み、直線での「一瞬の加速力」と、そこからの「32秒台〜33秒台前半の上がりを繰り出せるトップスピードの絶対値」が勝負を分けます。
________________________________________
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質: > 超高速馬場でのスローペース・究極の瞬発力戦
狙える馬のタイプ: > * ある程度の位置(好位〜中団やや後方)を取りつつ、直線で33.0秒前後の極限の上がりを使える馬。
•東京芝1800mに高い適性(ワンターンのマイル〜中距離実績)を持つ馬。
嫌える馬のタイプ:
•タフな消耗戦や道悪で台頭してきた、キレる脚(トップスピード)を持たない持続力型の馬。
•急坂コースや、内を立ち回る器用さだけで好走してきた内弁慶タイプ。
________________________________________
4. 全推奨馬・徹底解説
◎17 レガーロデルシエロ
若駒時代は血統的なイメージ(ロードカナロア産駒)もあり、距離に限界があるスプリンター〜マイラー寄りの中距離馬と見られていましたが、馬体の成長とともに距離をしっかりとこなせるようになり、完全に本格化を遂げました。条件戦時代の圧巻のレース内容を精査しても、現在のこの馬のベスト適性は1800m〜2000mにあります。特に「綺麗な軽い芝の良馬場」で、じっくりと脚を溜めて鋭いキレ味を活かす競馬が最もパフォーマンスが跳ね上がるタイプです。
オープン昇級後の敗戦には、すべて明確な理由があります。
•新潟大賞典: タフな馬場での2000m。スタミナが問われるタフな展開に対応できず敗退。
•関屋記念: マイルの超ハイペース戦。追走だけで忙しくなり、終いのキレ脚を削がれて伸びきれず。
•その後の2戦: シンプルにダート適性がなかっただけの度外視案件。
前走の中山マイル戦は、大外枠という圧倒的に不利な状況から、直線だけで猛然と追い込んでの3着。この時、先着を許した2頭は、フローラS2着の実績があるヴァルキリーバースと、次走の福島牝馬Sで2着に入るジョイフルニュースという骨っぽいメンバーでした。このハイレベルな相手に、不利な大外枠からあれだけのパフォーマンスを見せたのは「負けて強し」の極みです。
今回のメンバー構成なら、地力は完全に最上位クラス。かつ、東京芝1800mというワンターンの舞台は、距離的にもコースレイアウト的にも「生涯ベスト」と見て間違いありません。立ち回りの器用さよりも「末脚の絶対値」が問われる東京1800mであれば、大外の17番枠も包まれるリスクがない分、むしろマイナスになりません。中団でじっくりと息を潜め、最後の直線で極限の鬼脚を爆発させて突き抜けるシーンを期待します。
________________________________________
○4 カラマティアノス
これまでの全成績、およびレースでの走り振りを総括すると、「マイルでは忙しく、2000mでは少し長い」という典型的な1800m特化型です。近2戦は重賞で連続連対を果たしているように、ここにきての地力強化は著しいものがあります。
そんな中、今回の東京芝1800mは、かつて共同通信杯で強敵マスカレードボールをあと一歩のところまで追い詰めた、まさにこの馬にとっての「庭」と呼べるベスト条件。この共同通信杯の時に本馬が大きく突き放した3着馬リトルジャイアンツが、先週のレースで見せた破格のパフォーマンスを考えれば、この馬が東京芝1800mで発揮する地力は、重賞のここに入ってもアタマ一つ抜けている可能性が極めて高いです。
好位のイン〜好位ポケットをそつなく立ち回れる操縦性の高さも大きな武器。マイルが主戦場で折り合いに専念するであろうトロヴァトーレが1番人気に支持されるようなメンバー構成であれば、総合力・舞台適性の面でこちらが上位であることは確実です。素直に対抗として、信頼の厚い対抗評価を授けます。
▲11 トロヴァトーレ
血統背景やこれまでの走りを見ても、本質的に「純粋なマイラー」なのかはやや疑問が残る馬です。これまでは精神的な気難しさや折り合い面の課題があったため、意図的にマイル戦を使われてきましたが、前走あたりの走りを見る限り、コントロールに明確な進境が見られます。折り合いさえつくようになれば、1800m〜2000mの距離は十分に持つ下地があります。
東京芝1800mという舞台は、「ノーザンファーム生産馬が圧倒的なアドバンテージを誇る舞台」であり、鞍上のルメール騎手にとっては「無条件で買いと言える大得意コース」です。
中間の調教過程において、一本時計を抜くなどの一頓挫があった点だけは唯一の懸念材料ですが、この「ルメール×ノーザンファーム×東京1800m」という圧倒的なプロフィールを持つ馬に対し、東京の重賞で逆らうのは馬券戦略上極めて危険。仕上がりの懸念を考慮して単穴(3番手)評価にとどめますが、当然勝ち負けの器です。
________________________________________
☆5 ジュンブロッサム
近走はマイル路線を歩んでいますが、もともとは2000m前後で素質を開花させていた馬。実際に過去、新潟芝1800mにおいて驚異的なレコードタイムで勝利を飾った実績があり、本質的には高速の1800mがベストの馬です。
近走の成績だけで人気を落とすなら、絶好の狙い目になります。
•富士S: マイルの超豪華メンバーを相手に、向かい風が強く差し馬に厳しいバイアスの中、後方から大外を回して4着に健闘。
•キャピタルS: 直線の決定的な場面でドン詰まり。全く追えずの敗退で完全度外視。
•ダービー卿CT: 中山コースのトリッキーなレイアウトに加え、この馬が最も苦手とする「タフな荒れ馬場(時計のかかる馬場)」になり、ノーカウントで良い一戦。
今回の東京コース、そして「高速馬場」という条件は、この馬にとって喉から手が出るほど欲しかったベストステージ。2〜3走前の内容を見ても、現在のマイル〜中距離重賞メンバーであれば、五分以上にやれるだけの脚力は証明済みです。
休み明けの7歳馬ということで、急激な衰えのリスクや、ポリトラック仕上げという一変を狙うにはやや特殊な調教過程を踏んでいる不安要素は確かにあります。しかし、想定される人気(盲点レベルの低評価)を考えれば、「嫌うリスクよりも、激走した際のリターンの方が遥かに大きい」と判断できます。爆弾級の特注馬として4番手に指名します。
________________________________________
5. △評価(紐荒れ・押さえ馬)の解説
•△1 ジュタ
最内枠を引き当て、インの経済コースをロスなく立ち回る技術には長けている馬。ただ、これまでの戦歴を振り返っても、「この馬は強い」と確信できるような決定的なパフォーマンスはありません。前走の好走も展開と馬場に恵まれた側面が強く、今回は一気の重賞挑戦で敷居が高い印象。ただ、1枠からスッと好位のインに潜り込み、超スローペースの恩恵を最も受けるポジションを取る可能性があるため、3着の紐荒れ候補として最低限の押さえは必要です。
•△2 サブマリーナ
1800m〜2000mの距離でじっくりと末脚を温存し、直線の瞬発力勝負に賭けてこそ持ち味が活きるタイプ。前走の勝利は、この馬にとって完璧な展開(ハイペースの差し馬有利)が向いた印象が否めません。今回は超高速馬場の東京スローペース。前走ほどの展開の恩恵は望めず、自力での差し切りが求められます。また、不器用な面があるため、この内枠は馬群に包まれて仕掛けが遅れるリスクも孕んでいます。人気を背負う立場であれば、押さえまでが妥当です。
•△6 マジックサンズ
道中の折り合いが非常に難しく、鞍上の制御力が試される馬。前走は内枠を利して、前にピッタリと壁を作る理想的な競馬ができたため好走できましたが、直線の長い東京コースで同様の競馬ができるか、そしてスローで馬群が凝縮した際に折り合いを欠かないかという懸念があります。ポテンシャルは認めつつも、今回は押さえ評価まで。
•△8 シルトホルン
これまでのキャリアと実績が示す通り、1800mはベストの距離。瞬時にトップギアに入るような瞬発力(キレ)はそこまでないため、本来なら東京の瞬発力勝負は微妙にズレるのですが、今回の「前に行く馬がいないメンバー構成」であれば、この馬のしぶとさが活きる余地はあります。大野騎手への乗り替わりで控える競馬になるとキレ負けする公算が高いですが、近年の大野騎手は見違えるような積極策(積極的なハナ主張や早め先頭)を見せるケースが増えており、奇襲に出た際の不気味さがあります。一考の価値あり。
•△9 マテンロウレオ
実績だけを見れば、今回のメンバー構成の中では最上位クラス、GⅠ戦線でも見せ場を作ってきた実力馬です。ただし、本質的には持続力やタフな流れでこその馬であり、極限の上がり勝負(瞬発力戦)になる超高速の東京1800mという条件は、この馬の適性とは真逆に位置します。実力への敬意として3着候補に留めますが、過信は禁物。
•△12 マイネルモーント
ここにきて状態面は完全に復調ムード。かつての中山金杯では、今回の有力馬であるカラマティアノスとタイム差のない接戦(コンマ数秒差)を演じており、地力的にはここに入っても何ら引けを取りません。外目の枠からスムーズに加速できる形を作れれば、十分に馬券圏内(3着以内)に食い込んでくるだけの下地は整っています。必ず買い目に入れておきたい好配当の使者です。
会員様には10番人気の◎17 レガーロデルシエロからの3連複指示となり、最後の直線で猛追して3着に食い込み274倍的中となりました。