今週の6月1週目(6月4,5日)は安田記念週となります。
今週の安田記念は3点以内の倍額勝負レースとなります。
(日曜日の会員様情報は安田記念の情報提供となります)
21年は5グランアレグリアと13シュネルマイスターとのワイド1点指示で4倍的中となり、24万円の払い戻しとなりました。
22年は予行通り3点以内の倍額勝負レースで34万8000円獲得となりました。
昨年の安田記念情報内容
9シュネルマイスター
昨年の安田記念ではコンマ1秒差の3着に惜敗。
昨年はややスローの中で出負けしてリカバーで好位を取れましたが、3~4角で外々とロスが生じており、「今回の調教からも緩さを感じていました。それでここまで走れるのは能力の証明です。成長の余地はかなり残しているので、来年のこの時期にどれだけ成長しているか楽しみです。」と横山騎手が話していました。
その後の毎日王冠では安田記念で敗れたダノンキングリーを逆転し、後に大阪杯を制するポタジェを封じました。
マイルCSでは外が有利な馬場状態の中で内を通りながら
大外から伸びたグランアレグリアに対してコンマ1秒差の競馬で2着に好走できており、マイル戦なら最上位クラスの1頭と言えます。
13ソングライン
この馬はNHKマイルCのような時計勝負でもしっかりと前半から強めに流れてくれれば好位で流れに乗って11.6 - 11.6 - 11.4 - 11.4 - 11.9と淀みも小さい中で外からでも早めに伸びかけて抜け出してくる事が可能で、L1でシュネルマイスターに捕え切られたと言ってもハナ差の微差で3着以下を2馬身半も離す強い競馬ができていました。
しかも、3角で外の張られる不利があっただけに、スムーズならこの馬が勝っていてもおかしくない内容でした。
この馬は序盤のスピードに依存するタイプで、ゆったり流れて後半型の競馬で加速度が強めに求められるよりも強目に流れる方があっており、そういう展開になりがちな安田記念ではシュネルマイスターと同様に上位濃厚の1頭と言えます。
7ファインルージュ
前走のヴィクトリアマイルでは直線で躓く致命的な不利がありながらも2着に好走。
直線では躓いた後に立て直す形となりましたが、最後はロングスプリント性能の高さを見せて2着争いを制してきただけにかなり強い競馬をしていると言えます。
スムーズさを欠いてこの競馬ができた点からも、前走の展開ではソダシに次ぐパフォーマンスを見せたと言え、桜花賞の内容からもソングラインみたいにペースが上がっても問題なイプだけに、ここも上位評価の1頭となります。
8イルーシヴパンサー
前走の東京新聞杯は11番枠から出負けして後方からの競馬となり、道中も前がある程度のペースで引き上げていく中で単独の後方2番手となっていました。
後方集団の後ろでスペースを維持しつつ3角まで我慢させ、3~4角では最後方列の後ろで内目から中目に誘導してカレンシュトラウスの後ろにポジションを取り、直線序盤で追われてL2地点で伸びて一気に先頭に立つと、L1でもスピードを維持して突き抜ける圧巻のパフォーマンスを見せました。
前走は強かったという評価で間違いありませんが、前半部分が課題としては残っており、ハーツクライ産駒にとってはマイル路線でポイントとなる31秒台の壁をどう克服するかという点では不安も抱えている1頭と言えます。
15セリフォス
朝日杯は少し時計が掛かる中で高いパフォーマンスを見せただけに、雨が降って少し時計が掛かった馬場状態が理想で、ラップ的にも淀みが出る方がチャンスはある1頭と言えます。
先週のダービーのように超高速馬場で45-45の流れになってしまうと前半もゲートがそこまで上手なタイプではないだけに、出して行って掛かり気味で後半の末脚が削がれてしまうだけに、リスクが大きくなります。
4ダノンザキッド
マイルでもある程度流れた富士Sでは本来の脚を使えずに4着となり、スローのトップスピード特化戦だったマイルCSでは3着に突っ込んできました。
この感じからもマイル戦では前半が明確に忙しいタイプと言え、今回の安田記念がマイルCSぐらいに超スローになれば浮上しますが、基本的に安田記念は良馬場なら緩まないレースとなるだけに、今回は適性的に厳しい条件と言えます。
会員様には馬連3点指示で17.4倍的中となり、34万8000円の払い戻しとなりました。
日曜日
東京11レース
安田記念
5ソダシ
芝のマイル戦では6戦4勝2着1回3着1回と底を見せておらず、昨年は適性条件からズレるダートや芝の2000m以上のレースでパフォーマンスを下げていましたが、2走前のマイルCSではスローペースの決め手比べで見劣って3着、前走のヴィクトリアマイルでも息が入る流れとなりアタマ差の2着となりました。
これまでの内容からも流れる展開なら底を見せていないため、マイルG1レースの中でも一番流れる傾向が高くて地力の強さが問われる今回の条件は、近走で一番高いパフォーマンスが期待できる1頭と言えます。
日曜日は雨の影響でタフな馬場となる可能性があり、この馬は道悪実績が全くありませんが、洋芝2000mの札幌記念で勝ち切っているように、タフ馬場そのものはクリアできている点からもマイルならそこまで気にする必要はありません。
18ソングライン
この馬はNHKマイルCのような時計勝負でもしっかりと前半から強めに流れてくれれば好位で流れに乗って11.6 - 11.6 - 11.4 - 11.4 - 11.9と淀みも小さい中で外からでも早めに伸びかけて抜け出してくる事が可能で、L1でシュネルマイスターに捕え切られたと言ってもハナ差の微差で3着以下を2馬身半も離す強い競馬ができていました。
しかも、3角で外の張られる不利があっただけに、スムーズならこの馬が勝っていてもおかしくない内容でした。
これまでのレース内容からもこの馬は序盤のスピードに依存するタイプで、ゆったり流れて後半型の競馬で加速度が強めに求められるよりも強目に流れる方があっているイメージがあり、安田記念ではスローペース戦で勝ち切れており、ラップ的にもL2最速で11.0とこのレベルとしてはペース・・・この先は会員様へ公開させていただきます。
土曜日の結果
阪神11レース
鳴尾記念
12ボッケリーニ
総合的に良い馬ですが、はっきりと高いレベルで苦労しているのはロングスプリントの量と言えます。
この馬は本当に良い脚は一瞬しかないタイプで、それを前目内目でスローで我慢しながらというところで補ってきました。
JCは大外枠でそれが出来ず、硬い馬場でのロングスプリントの競馬に勝負を仕掛けると対抗できませんでしたが、道悪適性は通り申し分ない上に、中距離的な競馬でもやれているのは大きな材料と言え、有酸素運動色が強ければ長く脚を使える面もあるため、この馬にとっては時計が掛かる馬場の方が安定します。
今回の阪神内回りコースでは、良馬場で高速馬場よりも時計が掛かった方が良いだけに、今回は相対的に良い条件と言えます。
9アドマイヤハダル
皐月賞はエフフォーリアとタイトルホルダーのレースとなりましたが、稍重で時計が掛かっている中でのL5最速11.4。
12.1→11.4のギアの上げ下げが問われつつも向正面最速で後半は消耗する展開となり、パワー型スードとポテンシャルのバランスを問われる中、この馬は1番枠から好発を切って様子を見ながらも軽く促して好位の内から進め、道中は中団に近い位置で進めて内を通して3角に入りました。
3角手前からペースが上がったところで好位の内目から中目のスペースを拾いながら外に誘導し、3列目で直線に入ると手前を替えて追われてL1でジリジリとなだれ込んで最後はステラヴェローチェからクビ差の4着となりました。
中山記念でもパンサラッサ相手に3着、白富士Sではジャックドール相手に0.2差の2着と力は見せているだけに、今回のタフな条件なら軽視禁物の1頭と言えます。
14ソーヴァリアント
パワー型スピードを求められて前半型までとなった場合には初めての経験となり、これまでのパフォーマンスを見ても基本的には軽い馬場で後半のロングスプリントや、分散してトップスピードの質というところで良さが出ているだけに、道悪馬場ではパフォーマンスが落ちそうなイメージがあります。
2走前のチャレンジカップでもラストの方はポテンシャルを要求されていましたが、それでも時期の割には高速馬場寄りで時計勝負という側面がありました。
崩れた中山記念から間隔を取って調整してきた点は好感を持てますが、基本的には質的なものが求められてコーナーで速いラップを踏んだりトップスピードを引き出すところで目立ってきた馬だけに、有酸素運動色が強く求められるここは分が悪いように思えます。
会員様には上記情報馬2頭からのワイド18.8倍的中で37万6000円の払い戻しとなりました。