4月1週目の今週は大阪杯、ダービー卿CT週となります。
土曜日のダービー卿CTは過去7年で6回的中の得意レースで、今年はダービー卿CT、大阪杯はともに5万円勝負レースとして会員様に情報を提供させていただきます。
(今週は平場の勝負レースも提供となります。)
2021年はダービー卿、大阪杯的中で39万円獲得
2020年はダービー卿、大阪杯的中で120万円獲得
2019年はダービー卿、大阪杯的中で228万円獲得
2016年はダービー卿的中で23万円獲得
2019年の大阪杯情報内容(187万円獲得)
大阪杯は内回りのコーナー4回の芝2000mという舞台となりますが、この施行条件のGIレースは3歳クラシックの皐月賞と秋華賞の2つしかありません。
それ以外の中距離GIレースは最後の直線が長いコースで行われるのがほとんどで、最後の直線でどれだけ鋭い脚を使えるかという部分が要求されます。
今回のコーナー4回の2000m戦は、直線部分が短いたっめ、直線での決め手が問われにくく、最後の直線での攻防で白熱しにくいためにG1向きとは言えません。
この舞台は良いポジションを取れる先行力と速いペースを持続できるスピード、コーナーを上手く立ち回れる器用さと最後までバテない持久力が求められ、直線の長いコースで行われるGIレースとは異なる適性が必要となってきます。
古馬GIの中では宝塚記念と有馬記念が似たような舞台ですが、どちらも時期的にタフな馬場で行われることが多く距離も長いためにスピードよりスタミナが重要となってきます。
Bコース開幕週で行われるコーナー4回の2000mのGIレースは、これまでのG1の適性とは全く異なります。
GI昇格前は天皇賞(春)の前哨戦の位置づけで、3000m戦の前哨戦だけに折り合い重視の競馬で緩いレースとなっていました。
ただ、GI昇格後のここ2年も緩いレースが続いており、2年前は先行馬不在でキタサンブラックが番手から抜け出して勝利という簡単レースとなっており、昨年もマルターズアポジーという逃げ馬がいながらスローペースになってしまい、ペースを読みきったスワーヴリチャードの超早仕掛けで決まりました。
ただ、今年は過去の大阪杯とは異なり、スローペースの逃げを打つとはとても思えないキセキ+川田騎手のコンビが参戦となり、昨年のマルターズアポジーのようなスロー逃げの可能性は低いように思えます。
そのため、今年はこれまでの大阪杯とは異なる小回り芝2000mの本質的な適性が問われるレースになる想定です。
3アルアイン
この馬の場合はタイトな流れになる事が好走の条件で、瞬間的なトップスピードを求められる展開は避けたい1頭。
今回の不安材料は北村騎手で、レースの流れに沿ってロスなく立ち回ることしか出来ない今の北村騎手では信頼度は下がります。
何この馬にとっては理想のペースを作ることが需要で、逃げ・先行勢を見ながら前を突ついてある程度までペースを引き上げさせる意識を持てるかどうかが非常に大きなポイントとなります。
昨年はこの馬向きでは無い流れでも3着に好走できており、キセキの作る流れる展開なら昨年以上に展開はマッチします。
6キセキ
有馬記念は最後に甘くなりましたが、タフな馬場で強気の競馬で粘れたのは評価できます。
毎日王冠→天皇賞秋→ジャパンカップ→有馬記念という過酷なローテーションで12.2 – 11.6 – 11.8 – 11.8 – 12.2 – 12.9という後半が完全なポテンシャル戦となる競馬に持ち込んでL1までかなり踏ん張れており、出涸らし状態の中でも最後まで大きく崩れなかった点は評価できます。
3~4角で分散して強気の仕掛けが期待できる川田騎手だけに、この条件も粘り込みの期待が大きい1頭です。
会員様には3連単指示での倍額以上の勝負を行っていただき、9番人気のアルアインが1着となり3連単935.6倍的中で187万1200円の払い戻しとなりました。

土曜日
中山11レース
ダービー卿CT
4ジャスティンカフェ
3走前の毎日王冠は、平均ペースで流れて中盤少し緩む展開となっており、前半でしっかりとスピードを求められて後半のロングスプリント勝負となりました。
ジャスティンカフェとしてはトップスピードのギアまで入れきれない展開の中でも2着に好走できており、一級品の瞬発力を示したと言えます。
エプソムCは馬場の悪い内を通していましたが、重馬場で持ち味が削がれた部分があるだけに、理想は良馬場となります。
前走の東京新聞杯は3番枠からやや出負けした後は進んでいかずに後方の内目からの競馬となり、。道中も後方の内目で進めていきましたが前が緩めず取り付けないまま3角に入る格好となりました。
3~4角でも最内を通していましたが前が緩めないので後方2列目の内で直線に入り、直線序盤で右手前に替えつつ進路を外目に誘導してL2で取り切って伸びてくるもプレサージュリフトからクビ差の4着完敗となりました。
前走は置取りが悪くてそれをリカバーできるポイントが無い時計勝負では限界を感じさせた1戦と言え、走破時計も1:31.8と優秀でしたが、前半でついていけずに47秒半ばぐらいで進めて後半を44秒台前半でまとめるというのは厳しかったと言えます。
末脚は使えていましたが、超高速馬場でシンプルな時計勝負になってしまうと難しく、3~4角でもう緩んで取り付くタイミングがあればまとめて差し来ることが可能です。
タイプ的には他力本願タイプと言えるだけに、対抗までの評価となります。
15ファルコニア
前走の東京新聞杯は45.8-46.0の平均ペースでとなり、11.4 - 11.3 - 11.0 - 11.6 - 12.1と中盤も淀みなく進んでスピードを質的に求められた1戦となりました。
この流れで積極的に番手追走でウインカーネリアンを追いかけましたが、ラストで甘くなって9着に崩れました。
この馬の場合は追走スピード面がそこまで質的には求められない方が良いタイプと言えますが、稍重で時計が掛かったマイラーズCが厳しい流れでやれている点からも、馬場は少し時計が掛かるぐらいの方が良い印象があります。
今回はベレヌスが逃げて内に切っていく形ならすぐ外となるだけに、それを追いかけて早い段階で番手外まで持って行ける可能性が高く、その形なら
マイラーズカップや京成杯AHで見せたパフォーマンスが期待できます。
この先は会員様へ公開させていただきます。
先週の会員様情報結果
日曜日の結果中山11レース
マーチステークス
12ハヤブサナンデクン
軽いダートの方が良い馬で、5走前の三宮Sはかなりのハイペース戦で12.4 - 12.0 - 12.1 - 12.5 - 12.7 - 12.6とL5最速で仕掛けも強い展開となりましたが、先行策で楽に流れに乗って3~4角で押し上げながらこのラップで突き抜けてきました。
4角ではこの馬だけが持ったままとなっており、手応え通りに伸びて最後は加速ラップで突き抜けました
ここの2着がニューモニュメントで、強敵相手にかなり強い競馬ができている点からも、ある程度軽い馬場でスピードを要求される競馬の方が合っているタイプと言えます。
前走の東海Sはかなりのスローバランスで12.4 - 12.2 - 12.1 - 11.9 - 12.4とL2最速のラップ推移で11.9と後半型の競馬となり、番手から流れに乗っていましたがL1で下がって3着となりました。
この馬の場合はスローでも使える脚は限定的と言えますが、ハギノアレグリアス相手に2馬身差ならそこまで悲観する内容ではなく、相手が手ごわかったと言えます。
今回はメンバー構成的にも楽に先行できそうなイメージがあり、前もある程度引き上げる形で流れに乗って前半でしっかりラップを分散出来れば、向正面で流れてもL2最速の形でも戦えるだけに信頼度が高い1頭と言えます。
16サンライズホープ
3走前のみやこSの内容が良く、出負けして後方からの競馬となりましたが12.3 - 12.1 - 12.5 - 12.4 - 12.4 - 12.6のラップ推移で後方外からかなりロスがありつつも押し上げて直線でそのまま先頭に立ち、L1では少し甘くなりましたがたが最後まで踏ん張ってハギノアレグリアスの追撃をアタマ差で振り切っての勝利となりました。
この辺からも後半のポテンシャル面で高いパフォーマンスを引き出してきたと言え、前走の東京大賞典では12.8 - 11.9 - 11.7 - 12.7 - 12.4 - 12.8のラップ推移で向正面で一気にペースが上がってL4最速となる展開で4着となりました。
ここではコーナー減速で厳しくなって直線で甘くなり、ペースも63.5-61.5とかなりのスローバランスで早めに仕掛けて捲った中ではよく踏ん張れたと言えます。
時計勝負そのものは対応できており、前半無理をせずに中団ぐらいで進めて向正面からのロングスパートで押し上げる競馬ができれば、中山ならそのまま速度をある程度維持して外から動いていけるだけに、ある程度流れて向正面から追いかける事ができればポテンシャルでねじ伏せられるイメージが湧く1頭と言えます。
6キタノヴィジョン
3走前の師走Sのインパクトが大きく、道悪でペースが上がり切らなかったときに最内を通し切れれば嵌りそうなイメージがある1頭。
師走Sはかなりのハイペースから12.6 - 12.6 - 12.7 - 12.8 - 12.4と淡々と流れてL1最速戦となり、この流れを最後方で進めながら3~4角で外々を回しながら正攻法で直線渋太く伸びてL1で食らいつくニューモニュメント(次走で勝ち上がって川崎記念3着)を撃破しました。
この展開のニューモニュメントを捕えているのはかなりのインパクトで、流れた中で後方で脚を温存し切って後半のポテンシャル面を引き上げてきました。
ブリリアントSはかなりのハイペースで流れて12.4 - 12.4 - 12.3 - 11.8 - 12.4とL2最速となり、中団で流れに乗りつつL1の減速地点で明確に伸び始めて甘くなった2番手のハヤブサナンデクンに3/4差まで詰めてきました。
この感じからも高速ダートで速いラップを求められても対応可能で、L1で減速までくれば差し込めている点からもフィットしそうな1頭と言えます。
7ハピ
前走のチャンピオンズカップは前目を取ってしっかりと流れに乗り、中弛みで全体のペースが遅めだった事がフィットした中での3着となりました。
チャンピオンズカップでは前を取れたのが大きな要因と言え、中京1800m戦の坂スタートで好発を切る事ができ、そこでハナを主張しつつ外の逃げ馬を行かせ切った事で理想的な位置を取る事ができました。
高速ダート自体は1勝クラスの阪神1800m戦で49-49の平均バランスで後方からしっかりと動けているだけに大きな不安はありませんが、レパードSでも甘くなったように超ハイペースバランスまで上がったときには不安が生じる1頭と言えます。
会員様には2番人気のハピを軽視して11番人気のキタノヴィジョンを3列目に置いた3連単指示で861.4倍的中となりました。