3月2週目(3月11、12日)の今週は中山牝馬ステークス、フィリーズレビュー、金鯱賞、平場の勝負レース提供週となります。
今週の平場の勝負レースは3点以内で勝負できる倍額レースの提供となります。
21年は中山牝馬S的中で15万円獲得
2018年はフィリーズレビュー、中山牝馬S的中で57万円獲得
2017年は中山牝馬S的中で13万円獲得
土曜日
中山11レース
中山牝馬ステークス
9クリノプレミアム
前走の中山金杯はややスローからの12.3 - 11.8 - 11.9 - 12.0 - 11.4 - 12.5というL2最速戦となりましたが、向正面から11秒台に入れての2段階加速的な競馬となっていました。
これで好位の内目で包まれて進路を取り切れないまま4角から直線にかけて勝ち馬に蓋をされてラスト1ハロンまで前が詰まる形となり、3列目からL1で突っ込んで2着に浮上しました。
前走は要所での手応えも抜群で、捌けていたらまず勝っていた内容と言えます。
この馬の場合は内で包まれて合わせるよりも、コーナーで強気の仕掛けをしていった方が良いタイプと言え、急コーナーで外からロングスプリントできているのは強と言えるだけに、相手関係を考えても中山では強敵相手にかなりやれている内容からもここでは上位評価の1頭となります。
6シャーレイポピー
一昨年の紫苑S4着の内容が良かった馬で、中山2000m戦の超高速馬場で59.7-58.5とややスローで11.9 - 11.8 - 11.8 - 11.4 - 11.6というL2最速で11.4と2段階加速的な競馬となっていました。
これで2列目内で先行してL2で外に出してスッと反応し、ファインルージュには外から交わされかけましたがL2の地点での一脚は引き出す事ができており、L1で量的に見劣った感じでした。
この一戦は長距離色が強い競馬で、その中で後半で段階的に脚を使ってL2までは良かったため後半の素材面は悪くなく、要所の一脚が生きるのでスローバランスで中山1800mで良い位置を取れていたら怖いと思えるだけのものは見せている1頭と言えます。
5サトノセシル
コーナリングで良さが出ている馬で、そこで出し切って高いパフォーマンスを出すことが多い点からもAコースの中山内回りでそれが引き出せるかどうかがポイントとなります。
2走前の福島記念はややハイペースを好位で追走し、12.4 - 12.2 - 12.0 - 11.9 - 12.3のラップ推移で好位外から一気に押し上げていく競馬ができていました。
また、クイーンSでも札幌1800で49.4-46.6と超スローで11.8 - 11.4 - 11.6 - 11.6 - 12.0とL4最速3角地点というところで中団外から押して押してでしたが、4角ではスーッと押し上げてきました。
この3~4角での動きが良い馬ですが・・・この先は会員様へ公開させていただきます。
先週の会員様情報結果
日曜日の結果
中山11レース
弥生賞
4トップナイフ
2走前の京都2歳Sは4番枠から好発を切ってコントロールしながら馬群の中に入れる形を取りましたが、最終的には中団内目からの競馬となり、3角では中団の中目で包まれる格好となりました。
3角でじわっと好位の中目のスペースを詰めながら追いかけましたが、前の馬が下がってきた時に接触して置かれてしまう致命的な不利を受け、直線序盤でスペースに出して立て直すとジリジリ伸び始めてL1で最内を突いて3馬身ほどあった前のグリューネグリーンに詰め寄ってアタマ差の2着惜敗となりました。
ここではかなり致命的な不利を受けましたが、あの地点から猛然と伸びてきていた点からもポテンシャルでの分散が起こってもスピード面がある程度求められても問題ないタイプと言えます。
前走のホープフルSは弥生賞みたいなレース質になっており、前がスローペースに支配しても向正面で上がってくる馬が見当たらず、。本仕掛けが遅くてL3-2が11.9-11.2のギアチェンジ戦となっていました。
この馬は前受けして要所で一脚を生かすスタイルが合っており、ギアの上げ下げが上手で要所での鋭さも持ち合わせているため、距離延長への融通も利くタイプと言え、今回の条件は適性面でマッチしている1頭と言えます。
7ゴッドファーザー
前走の未勝利戦は8番枠からまずまずのスタートを切り、そこから二の脚良く内に切ってハナを取り切って主導権を握る格好となり、1角下り2角登りという福島で速度に乗って落としてとナチュラルにギアの上げ下げを行いつつも番手のフェスティヴラジャが絡んでくるので3角で仕掛けていく格好となり、ここで最速ラップを踏んで3番手以下も差を詰めさせず、楽な手応えで4角でも馬なりで進めて直線序盤で軽く促されて直線ではノーステッキのままほとんど追わず最後は流して10馬身差の圧勝となりました。
前走の福島はスパイラルカーブでコーナーで速度を出す競馬になりましたが、3~4角で終始少しきついコーナーとなる中山内回りのAコースでは求められる適性が異なります。
前走はスピードで分散した中でのパフォーマンスでしたが、小海は距離延長でもペースをしっかりと作れるかが焦点と言え、スローに落としてポテンシャル面を引き出せるのかどうかがポイントとなります。
6タスティエーラ
前走の共同通信杯は6番枠からまずまずのスタートを切っていましたが、コントロールしながら控えて好位で進めていく格好となり、道中は好位の中目で少し掛かって進めていました。
最終的には下げて5番手となり、先頭からは遠い位置で3~4角でも仕掛けを待ちながら中団外目で直線に入ってきました。
直線序盤で追われてジリジリとなり、L2地点で3列目に上がってくるとL1でそのまま渋太くなだれ込んできましたが2着争いでクビ+ハナ差の4着となりました。
前走は新馬戦と比べて位置取りの問題がありましたが、距離は延びて良さそうなタイプだけに、今回の条件なら強めに狙っても良い存在と言えます。会員様には4トップナイフからの馬連2点指示で6.8倍的中となり、27万2000円の払い戻しとなりました。
土曜日の結果
中山11レース
オーシャンステークス
6ジュビリーヘッド
中山1200である程度のスピード戦になった場合でも対応できるタイプで、昨年夏の函館スプリントSでは32.8-34.4とかなりのハイペースバランスから11.7 - 10.2 - 10.9 - 11.2 - 11.2 - 12.0と単調なスピード戦で好位の外で進めながら正攻法でくらいついてラストで渋太く伸びて2着争いから体一つほど出てきました。
このレースは内容的にも良く、相手も強敵ナムラクレアだっただけに評価の高い1戦と言えます。
スピード戦への適性が高いタイプだけに、今回の条件では外せない1頭となります。
9ヴェントヴォーチェ
前走のスプリンターズSは内からプレッシャーをかけられてロスの多い競馬となり、直線では接触する場面もあった見せ場を作れないまま11着に敗れました。
この馬は後半の素材面だけで言ったら今のスプリント路線ならトップクラスに入ってきていい馬で、2走前のキーンランドカップは1200m戦としては特殊でしたが、春雷Sを見ても超高速馬場ならコントロールしつつ後半を相当高めてこれるため、十分時計勝負で戦えていると言えます。
超高速馬場なら34で入って33で後半型、という競馬ができるタイプで、ゲートが不安定なのでそこだけが不安材料ですが、適性的には高松宮記念でも条件が揃ってしまえば面白い一頭と言えるだけに、スムーズなら巻き返し必至の1頭と言えます。
13エイシンスポッター
ペースに関わらずエンジンがかかってからが良いタイプで、前走のファイナルSは34.1-34.2の平均バランスとなっており、12.2 - 10.5 - 11.4 - 11.3 - 11.5 - 11.4のラップ推移で淀みなく淡々と流れてL1再加速という競馬となりました。
この流れで後方から3~4角でも後方の内目を通しながら中団に押し上げて直線で上手く捌いて2列目までもってきて、L1の坂の登りでしっかりとヨシノイースターを捕え切っての勝利となり、自身で35.0-33.3のバランスでかなり後半の鋭さを引き出してきました。
3走前の北陸Sでは33.8-34.8のややハイペースバランスとなり、12.0 - 10.5 - 11.3 - 11.7 - 11.3 - 11.8とL3-2の再加速がそこそこ求められる展開で中団馬群の内目に入り込んで3~4角でスペースを無くして我慢の展開で後方となり、直線でも捌くのに後手で最内を通す競馬で窮屈になりながらもなだれ込みました。
この馬は小足を使う競馬よりも前半は温存して後半でしっかりと仕掛けて勢いに乗せてやる方が良いタイプと言え、ある程度前が飛ばしそうな今回の条件なら、外枠からある程度余裕をもって中盤にかけて押し上げていきやすいように思えます。
会員様には上記情報馬からの3連単指示となり、2着に15番人気の穴馬1ディヴィナシオンが入って5804倍的中となり、116万800円の払い戻しとなりました。