先週の会員様情報結果月曜日の結果
中山1レース
セントライト記念
8コスモキュランダ
3走前の弥生賞は捲りが嵌ったというよりも、直線の向正面で動いた事で苦手なコーナーまでに位置を押し上げて仕掛けを待てた事が大きな勝因と言えます。
弥生賞の本仕掛けはL2の4角出口から直線前半地点となっており、そこまでで向正面でしっかりと勢いをつけて押し上げて入る事ができていました。
2走前の皐月賞はコーナーに対応できていたのが収穫と言え、後半のロングスプリント勝負という中で最後まで良い伸びを見せました。
皐月賞は3~4角では置かれることなくついて回りましたが動き切れず、L2でもまだ地味でL1でジャンタルマンタルが落ちたところを拾う形で2着に浮上しており、L1の地点で2馬身の差がありましたが、タイム差無しに持ち込んできたため0.3は詰めて11.7前後でまとめている計算となります。
上がりが34.2でコーナーで速いラップを踏んでいる計算となり、この地点で外々を回したロスはかなり響いた内容と言え、この馬の位置で1000通過が59となっており、後半が58.1ならかなりコーナーで速いラップを連続していることになります。
ロングスプリント的な要素を引き出してタイム差無しなら、ジャスティンミラノより1~2頭分外を回した位置取りの差を考えると一番強い競馬をしていたのはこの馬と言え、く高いパフォーマンスを見せている中山の舞台なら不安の無い1頭と言えます。
ただ、先週、今週と中山の馬場は超高速化しており、外を回す競馬となる同馬にとっては勝負どころで速いラップを踏む中で外を回す展開では取りこぼす可能性もあります。
1アーバンシック
2走前の皐月賞は9番枠から出負けして後方からの競馬となり、促しつつも序盤はあまり入らずに後方から進め、道中は後方馬群の中で我慢しつつホウオウプロサンゲの後ろで3角に入る格好となりました。
3~4角で前のスペースを詰めてホウオウプロサンゲの外に誘導し、そのまま前のコスモキュランダを追いかけながら直線に入ると、直線序盤で右手前のまま好位列まで上がってL1で左手前に換えて最後にジリっと伸びてシンエンペラーを競り落として4着となりました。
皐月賞のパフォーマンスからもここなら最上位級の存在と言えます。
6エコロヴァルツ
これまで主要なG1路線を使ってきてそこそこ走れているように能力上位の1頭。
今回はハイペースの皐月賞、外枠から逃げた日本ダービーを経ての一戦となり、おそらく岩田康誠騎手の最近の傾向から見ると位置を取った上で番手で折り合う競馬を試してくつように思えます。
皐月賞、ダービーは極端な競馬で7,8着となっていますが、折り合いが付けばG1級のパフォーマンスを見せているだけに、上手く乗ればあっさり勝つまであっていい馬といえます。
10ヤマニンアドホック
前走のラジオNIKKEI賞は4番枠からまずまずのスタートを切り、そこからコントロールしながら少し掛かり気味になり、重心を後ろのまま2列目の内に入れての追走となりました。
道中は折り合いに専念して2列目の内のスペースを維持して3角に入り、3角手前で動きがあった中で内ではなく外目を選択して4角で中目を通すも進路を取り切れずに直線で内を選択し、直線序盤で渋太く伸びてL1で前のメイショウヨゾラを捕えて3着となりました。
このレースは終始ブレーキ気味で折り合いに専念しており、前半からかなり流れる展開で前に馬を置く形でもコントロールが難しそうな印象でした。
2走前の感じからも逃げてマイペースの方が折り合い面は楽なイメージがあり、ハナを切って気分良く逃げた場合には前走以上のパフォーマンスが期待できます。
会員様には上記情報馬からの3連単指示で48.2倍的中となり、35万6680円の払い戻しとなりました。
日曜日の結果
中京11レース
ローズステークス
2クイーンズウォーク
3戦目のクイーンCは五分のスタートを切った後に下がって後方の外からの競馬となり、道中もスローの展開を後方外で温存して3~4角でもほとんど緩まない中で後方外から仕掛けを待って直線で外に出す格好となりました。
直線序盤で右手前に換えて中団列まで上がり、L2でそのまま渋太く伸びて2列目まで上がってくると、lL1で粘るモリノレッドスターを捕えて最後は内から伸びるアルセナールをクビ差で振り切っての勝利となりました。
ここではスローで後方からの競馬となりましたが自身で極端な後傾で鋭さを引き出しており、L3の地点で伸び始めていた点からも距離は延びても良さそうな印象がありました。
前走のオークスでは前半である程度無理なく良い位置を取れており、距離が延びてポジショニング面が楽になった点は大きな材料と言え、前を取って勝負どころで抜けてくるだけの脚は使えた点からも、ここでも安定感のあるパフォーマンスが期待できる1頭と言えます。
15レガレイラ
ホープフルSは年末の中山2000m戦で標準馬場となっており、例年よりも少し軽い馬場の中でペースは平均となっていました。
ラップ的には中盤もそこまで緩まずにL1最速で11.5と坂の上りで加速ラップを踏んでおり、有酸素運動的な負荷が掛かりつつも直線L1の坂の上りで加速する事ができていました。
レガレイラのホープフルSでのパフォーマンスは2枚上の競馬だったため、坂の登り坂加速性能が生かされる今回の条件なら当時のハイパフォーマンスが期待できる1頭と言えます。
ただ、先週の中京は内が戻っており、今週からBコースに変わる点を考慮すると、全体のペースが上がって縦長になる場合には、スピードの質的には皐月賞の内容からも苦労する可能性があり、取りこぼす可能性もあり得ます。
10セキトバイースト
ここまでを見ても割とギアの上げ下げそのものは上手いタイプで、赤松賞でも包まれて直線坂の登りでの加速で一瞬の反応は問題ありませんでした。
ただL2以降で切れ負けした感じがあり、この競馬ではトップスピードの質を高いレベルでは求められない方が良い印象があります。
2走前のチューリップ賞ぐらいの馬場となった場合にはペースを単に引き上げるだけでなく、未勝利勝ちやラストで伸びてきたりんどう賞からも少し息を入れても面白いイメージがあります。
りんどう賞はそこまでペースが緩まない競馬となっており、そこで外々となりながら量的に結構伸びてきた内容は評価できます。
今回は出走メンバーのほとんどが差しタイプとなっておおり、同型のパレハが回避してレディーヴァリューとの兼ね合いだけだがポイントとなりますが、相手は逃げなくてもいいコメントを出しているだけに、これまで使ってきた距離のスピードを考えればこの馬があっさり先手を奪えそうです。
同馬父の産駒は雨馬場を大得意としており、雨の影響を受けて少し時計のかかる馬場で前々で渋とく粘る競馬ができれば十分にやれていい1頭と言えます。
8ラビットアイ
3走前は阪神1800mの稍重馬場で5馬身差の圧勝を決めた同馬。
このレースは朝日杯と同日でややタフな馬場となっており、その中でペースも平均で48を切る中でタイトな流れから中弛みが生じてL3-2区間で12.3-11.2と1.1秒のギアチェンジが問われました。
この馬場の中、前半で脚を使って引き付けてギアの上げ下げの上手さを見せつけており、馬場が重い中で前半から結構飛ばしましたが、そこから息を入れて勝負どころで仕掛けを待って一気に動き、ギアチェンジで違いを作りました。
ここでは馬場が重い中、タイトなペースで運んでも削がれなかったというのは大きなインパクトで、ラストも11.8でまとめており、この馬場でこの足をこのペースで使ってきたというのは大きな評価が必要です。
ここは4,5着馬も勝ち上がっていて全体レベルも標準レベルにあった中で5馬身千切ったインパクトはかなり大きく、ここでも上位評価の1頭と言えます。
11フレミングフープ
前走の御在所特別は中京の2000m戦で超スローの展開となり、後半は段階的に加速していましたがL2最速と坂の登りでの加速が求められる形となっており、後半58を切った中でインパクトある末脚を引き出してきました。
前走の前半は超スローでしたが敢えて後方から進め、3~4角でも仕掛けを我慢して4角出口から外に誘導して直線でしっかりと加速させる競馬となっており、L2最速地点では2枚上の切れ味を見せて完勝となりました。
前とはL2地点で3馬身の差がありましたが、これをL2だけで半馬身差ぐらいまで詰めている事を考えると10秒台に入れてきている可能性が高く、57秒台のレースラップの中でこれだけの決め手の違いを作ったパフォーマンスは侮れません。
会員様には2クイーンズウォークからの3連複指示で456.8倍的中となり、77万6560円の払い戻しとなりました。土曜日の結果
中京4レース
7ジュンラトゥール
前走は4番手から例によって3角から押して叩いて進出する格好となり、追走に苦労しましたが4角出口でブラックルチルを外からパスし、あと数十メートルでメイショウヨスガラを捉え切っての勝利となりました。
「勝負どころはみんなが早めに踏んでくる形で厳しかったけど、そこで気を抜くことなく走れたのは収穫です。レースが上手になっているし、使う毎に成長を感じている。これからも楽しみな馬です。」との事。
2,3走前は連続で2着となっていますが、「抜け出すと遊ぶ面を出します。」との事で、相手なりの競馬で最後はソラを使っていただけに、クラスが上がって相手が強化される程自身のパフォーマンスを引き上げられるタイプと言え、ここも即通用の1頭と言えます。
13エアフォースワン
前走は控えて序盤は最後方からの競馬となり、3角手前で少し位置を上げてコーナーは外々を回る形となり、直線もいつものようにジリジリと脚を伸ばして3番手に浮上しました。
前走は左回りにも対応できており、堅実に脚を使えるタイプだけに展開ひとつで圏内を狙える1頭と言えます。