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2025年春のG1レース結果 12戦7勝!382万円獲得!メインレースの競馬予想と平場の勝負レース予想。無料情報や会員様への情報内容、予想結果を公開

青葉賞・京都3R予想|37万・41万の払い戻しを生んだ「理論」で狙う厳選買い目公開

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【2025年最新】G1レース24戦9勝、433万円獲得の秘策を公開!

2025年のG1戦線において、驚異の回収率を維持し、433万円の払戻金を手にしています。




■ 今週の提供レーススケジュール

今週末は、重賞だけでなく平場の勝負レースを含む、厳選4レースを提供します。


■ 過去10年のG1・重賞的中アーカイブ

当研究所では、一過性の的中ではなく、長年にわたり圧倒的な回収率を証明し続けています。

年度シーズン実績・獲得金額
2024年秋のG112戦6勝(約434万円獲得)
2023年秋のG124戦14勝(約632万円獲得)
2022年年間合計約1,057万円獲得(秋757万+春300万)
2019年秋のG112戦8勝(約334万円獲得)

圧倒的な情報量と分析力で「万馬券」を現実のものに。

2014年からの全成績はブログ内アーカイブにて公開中です。


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情報料金(4月25,26日)

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土曜日の結果

土曜日
東京11レース
青葉賞

4ブラックオリンピア
本馬の東京芝2400メートルに対する適性は、単なるスタミナの有無ではなく、道中のペース配分を維持しながら、ラストの直線でいかに加速を持続できるかという点に集約されます。
東京コースは、緩やかなコーナーから長い直線へと続くため、器用さよりも総合的な身体能力と、最後までスピードを落とさない持久力が求められます。
前走のアザレア賞で見せた、スローペースから後半の持続的な加速への対応力は、まさにこの舞台に適した走りの象徴と言えます。
ラップおよびレース比較の観点から見ると、本馬は道中で馬群のペースに惑わされることなく、自分のリズムで走る能力に長けています。
アザレア賞での1ハロンごとのラップ推移を分析すると、後半の3ハロンにおいて、後続に一切の隙を与えないラップを刻み続けています。
これは、先行して押し切るという戦法が、東京の広い舞台でも再現可能であることを示唆しています。以前のレースと比較して、ギアチェンジの反応が鈍いという課題も残りますが、その分を補って余りある持久力が、本馬の最大の武器です。
調教分析においては、4月22日の栗東CWで見せた50秒9、36秒4、ラスト1ハロン11秒3という数字が物語る通り、仕上がりは極めて順調です。
負荷をかけた際にも安定したフォームを維持しており、心肺機能の向上と筋肉の成長が見て取れます。一息入れたことが、精神的な余裕を生み、かえって好材料として働いていると考えられます。東京の長丁場を乗り切るための、確固たる準備が整っていると言えます。


16ゴーイントゥスカイ
デビュー戦となった東京芝2000メートルでの走りは、まさに本馬の能力を象徴するものでした。 直線でどん詰まりになりながらも、進路が空いた瞬間に加速し、あっさりと差し切った内容は強烈なインパクトを残しました。 この時のラスト1ハロンが11秒2というラップは、東京の長い直線を活かした持続力勝負における本馬の適性を証明したと言えます。
京都2歳ステークスやきさらぎ賞での敗戦は、本馬の適性とは異なる条件だったと考えられます。 京都の右回りコースはコーナーがタイトであり、器用さを求められる場面も多く、本馬のような長く脚を使うタイプには不向きな側面がありました。 
特にきさらぎ賞は極端なスローペースとなり、ラスト3ハロンで10秒台の瞬発力を競う形となりました。 本馬は一瞬の切れ味よりも、ペースが緩まない中で長く脚を使い続ける消耗戦でこそ真価を発揮するタイプと言え、今回の青葉賞が行われる東京2400メートルは、まさに本馬のストライド走法が活きる最高の舞台と考えられます。
ラップ分析の観点から見ると、距離延長はプラス材料で、2000メートルまでしか経験はありませんが、ゆったりとしたペースからロングスパートをかける形になれば、本馬のスタミナと持続力が存分に活かせるはずです。 

調教分析から見えてくるのは、上原佑紀厩舎が本馬の能力を信じて、着実に育成してきたプロセスです。 近走の追い切りを見ても、美浦ウッドコースでラスト1ハロン11秒台前半をコンスタントに刻んでおり、馬体の成長と心肺機能の強化が顕著です。 
特に4月16日の美浦ウッドでの強め追いは、負荷をかけることでラストの反応を研ぎ澄ます意図が感じられました。 直前まで馬なりの調整を重ね、余力を残しつつも気配を良く見せている点は、陣営の自信の表れと考えられます。

上記2頭からの3連単指示で177倍的中となり、37万1700円の払い戻しとなりました。

競馬局










京都3レース 
12ハヤブササキチャン
デビューから一貫して高いレベルで安定した成績を残しており、未勝利クラスを脱出する準備は整っていると考えられます。これまでの戦績は4戦(0-2-2-0)と、掲示板を外すことなく常に上位争いを演じており、競走能力の高さは疑いようがありません。今回、京都競馬場の1800メートル戦という舞台に挑戦することは、本馬のキャリアにおいて非常に重要なターニングポイントになるはずです。

ラップ分析とレース展開
本馬がこれまで見せてきたパフォーマンスをラップ構成の観点から紐解くと、展開への適応力が非常に高いことが分かります。新馬戦から前走までの4戦において、スローペースの瞬発力勝負、あるいはミドルペースの持続力勝負の両方で結果を残しています。
特筆すべきは、ペースに関わらず直線で確実に脚を使えるという点です。例えば、前走の阪神芝1600メートル戦では、後半3ハロンが33秒7という極めて速い上がりを要求される展開でしたが、本馬は外を回る距離ロスを負いながらも最後まで伸び続けました。これは、一瞬の切れ味だけでなく、長く良い脚を使えるポテンシャルを示唆しています。

調教分析
今回の調整過程においても、本馬の充実ぶりが如実に表れています。4月22日に行われた栗東坂路での調教では、55秒1、ラスト1ハロン12秒7を馬なりで軽快に駆け上がりました。時計自体は決して派手なものではありませんが、特筆すべきは余力たっぷりの動きとフォームの安定感です。
春先から順調に乗り込まれており、特に叩き2戦目となる今回は、上積みが期待できる状態です。1週前の追い切りや当週の軽快な動きからは、精神的な若さが残る本馬が、心身ともにバランス良く成長している過程にあることが読み取れます。
ゲート内でのピリピリ感は依然として課題として残るものの、調教での気配は非常に穏やかであり、本番に向けて良い集中力を維持できています。

京都1800メートルという条件は、本馬の切れ味を最大限に活かすために最適の舞台と言えます。
道中でうまく折り合いをつけ、直線でスムーズに外へ持ち出すことができれば、勝ち負けに加わる可能性は極めて高いと考えられます。これまでの戦績が示す通り、展開に左右されず自分の競馬ができる点は大きな強みと言えるだけに、ここも上位評価の1頭と言えます。


15ダイチノナポリ
ラップ分析
本馬のレースぶりを分析すると、距離適性の高さが顕著に表れています。以前の1200メートル戦では、前半のスピード勝負に追走で苦労する場面も見られましたが、マイル戦へのシフトが大きな転機となりました。
特筆すべきは、1月31日の京都1600メートル戦です。前半35秒7、後半35秒3というハイペースな流れの中、大外から鋭い末脚を繰り出し2着を確保しました。このレースでは、先行争いが激化しても動じず、自分のリズムを守って最後に脚を使うことができています。
続く2月21日の阪神1600メートル戦は、前半35秒7、後半34秒8というミドルペースでしたが、上り3ハロンが35秒3という決着の中で4着に食い込んでいます。
この数字からは、本馬が前走よりも少し落ち着いた流れの中で、しっかりと末脚を温存する器用さを見せていることが読み取れます。
本馬は、一瞬の切れ味で勝負するタイプというよりは、一定の流れの中で長く脚を使う展開が得意と考えられます。1800m戦であれば、道中の息入れも比較的しやすく、最後の直線で持ち前の粘り強さを発揮できる余力が残ります。

調教分析
調教内容からは、本馬のコンディションが非常に安定していることが伺えます。4月22日に栗東坂路で行われた調整では、56秒2、ラスト1ハロン12秒4という時計をマークしました。
この調整における「推進力ある走り」という評価は、本馬が本来持っているバネの良さが戻ってきたことを示しています。以前の調教では、やや硬さが見られる時期もありましたが、現在は馬なりでも余力を残しながら、スムーズに加速できています。
特に注目したいのは、坂路での後半の伸び脚です。ラスト1ハロンを12秒台で安定してまとめられている点は、実戦での直線の鋭さに直結する重要な指標となります。一追いごとに良化を見せる過程には、厩舎サイドの丁寧な仕上げが反映されており、心身のバランスが整いつつあると判断できます。
前走の阪神戦後にしっかりとケアを行い、再び万全の態勢で臨めるのは好材料です。今回の調教の動きを見る限り、前走で見せた鋭さ以上の走りを発揮する可能性は高いと考えられます。

京都コースは直線に平坦な部分があり、長く脚を使える本馬の特性にマッチする舞台です。
これまでのレース経験から、道中で折り合いをつけつつ、直線でしっかりと追い出せるポジションを確保できれば、自ずと結果はついてくるはずです。


8ビロングトゥミー
近2走の1600メートル戦におけるラップ推移を確認します。
前々走の1回中京1日目は前半600メートルが36.8秒、後半600メートルが34.2秒というスローペースでした。本馬は好位で流れに乗りましたが、最後は勝ち馬の決め手に屈しました。また、前走の1回中京5日目は前半36.2秒、後半34.4秒と、より淀みのないミドルペースでの争いでした。
このラップ構成からは、本馬が瞬発力勝負よりも、ある程度流れるペースの中での持久力戦に適性があることがうかがえます。
京都の芝1800メートルは、最初のコーナーまでの距離が長く、序盤は落ち着いたペースになりやすい傾向がありますが、向こう正面から徐々にペースアップしていくコース形態のため、スタミナと持続力が問われます。
本馬は近2走で中団から差を詰める形や、好位から我慢する形を経験しており、展開に応じた対応力を見せています。今回の1800メートル戦では、前半のペースがスローに落ち着いた場合、いかに道中で折り合いをつけ、最後の直線の伸びに力を残せるかが鍵となりますが、近2走の上がり3ハロンの時計が安定している点は高く評価できます。

調教分析
近況の調教内容からは、本馬の充実ぶりがうかがえます。4月22日に行われた栗東CWでの追い切りでは、86.0秒、ラスト1ハロン12.0秒という時計をマークしました。短評として「デキ落ちなし」とあるように、中3週という間隔の中で、高いレベルで安定した状態を維持しています。
特筆すべきは、直近の追い切りの動きです。3月下旬のレースを終えた後も、攻め馬の量を落とすことなく、馬体細化も見られません。栗東CWコースでの馬なり余力での調整が中心となっており、精神面での落ち着きと、筋肉の質が高まっていると言えます。ジャスタウェイ産駒特有の、成長力という面でも、この時期の馬体維持は大きなプラス要因と考えられます。

今回の京都1800メートル戦において、最も重要視すべきは「スムーズな加速」です。過去のレースでは直線入り口での進路確保や、他馬との兼ね合いで持ち味を出し切れない場面がありました。特に前走の直線で内に押し込められた際のロスは、成長途上の3歳馬にとっては致命的です。
今回は松山弘平騎手を迎え、レース運びが一変する可能性があります。
松山騎手は馬のリズムを大切にする騎乗に定評があり、本馬の敏感な気性に対しても、丁寧なエスコートが期待できます。道中は無理に動かさず、中団で脚を溜め、京都の長い直線を活かしたロングスパートを仕掛ける形が、本馬にとっての最善の勝ちパターンであると言えます。
また、本馬の血統的背景であるメモリーコバルトの母系からは、距離が延びて更に良さそうなイメージがあり、1600メートルで最後の一押しが効かなかったのは単純なスタミナ不足ではなく瞬発力の絶対値の差であった可能性があり、1800メートルへの延長は本馬の持つ「渋太さ」を活かす舞台設定になる可能性が高いように思えます。

本馬は未勝利クラスにおいて、常に掲示板内を狙える安定した実力を有しています。
今回、京都の広いコースへ舞台を移すことでこれまで苦しめられてきた直線での進路の狭さや、窮屈なレース展開から解放されることが予想されます。
調教での動きを見る限り、能力を出し切る準備は整っていると言え、今回の条件変更+松山騎手への大幅な鞍上強化からも陣営の勝負度合いの高い1頭と言えます。

12ハヤブササキチャンからの馬連指示で16.7倍的中となり、41万7500円の払い戻しとなりました。

競馬馬連AM土



【青葉賞】ブラックオリンピアは買いか?データ・ラップ・調教から見る勝算を徹底解剖

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2024年秋のG112戦6勝(約434万円獲得)
2023年秋のG124戦14勝(約632万円獲得)
2022年年間合計約1,057万円獲得(秋757万+春300万)
2019年秋のG112戦8勝(約334万円獲得)

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土曜日
東京11レース
青葉賞

4ブラックオリンピア
本馬の東京芝2400メートルに対する適性は、単なるスタミナの有無ではなく、道中のペース配分を維持しながら、ラストの直線でいかに加速を持続できるかという点に集約されます。
東京コースは、緩やかなコーナーから長い直線へと続くため、器用さよりも総合的な身体能力と、最後までスピードを落とさない持久力が求められます。
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これは、先行して押し切るという戦法が、東京の広い舞台でも再現可能であることを示唆しています。以前のレースと比較して、ギアチェンジの反応が鈍いという課題も残りますが、その分を補って余りある持久力が、本馬の最大の武器です。
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負荷をかけた際にも安定したフォームを維持しており、心肺機能の向上と筋肉の成長が見て取れます。一息入れたことが、精神的な余裕を生み、かえって好材料として働いていると考えられます。東京の長丁場を乗り切るための、確固たる準備が整っていると言えます。



先週の結果


日曜日情報
中山11レース
皐月賞

4ロブチェン

1. 血統背景:異系のスタミナと現代のスピード
ロブチェンの血統構成は、まさに「マニア好み」と言える非常に奥深いものです。
父:ワールドプレミア 菊花賞と天皇賞(春)を制したステイヤー。ディープインパクト産駒の中でも、瞬発力よりは「持続的な末脚」と「心肺機能の高さ」に特化したタイプです。
母父:Giant's Causeway(ジャイアンツコーズウェイ) 「アイアンホース」と呼ばれた欧州の至宝であり、タフな流れを突き抜けるパワーと闘争心を伝えます。
この配合は、高速決着の東京1800mよりも、中山の急坂、あるいは多頭数での削り合いになるタフな2000mにおいて真価を発揮するものです。

2. 前走・共同通信杯(3着)の「正しい」解釈
前走の3着を「敗退」と捉えるのは早計です。むしろ、皐月賞へ向けた「最高のシミュレーション」であったと評価すべき1戦です。
松山弘平騎手の談話:「スタートで突っかけてしまい、スッと壁を作れなかった……競馬を教えるのに必要な敗戦」
スローペースの上がり勝負となった前走で、本馬は行きたがる素振りを見せながらも、最後は次走を見据えた脚の使い所を確認していました。上がり3ハロン 秒は、ディープ系主流の切れ者たちに屈した数字ですが、中山2000mという舞台設定なら、要求されるのは瞬発力ではなく、底力(底なしの体力)です。

3. 調教・状態面:上昇一途のバイオリズム
直近の調教過程は、まさに「勝負気配」に満ちています。
4月8日(栗東CW):6F80.1 -11.1 秒(強め)
4月15日(栗東CW):4F53.3-11.3秒(馬なり)
特筆すべきは、1週前に長めから負荷をかけ、直前は「重心の低い走り」で終いだけを伸ばす、杉山晴紀厩舎らしいメリハリの利いた仕上げです。ホープフルSを勝った際と同じく、栗東CWでの併せ馬を馬なりで圧倒する姿は、内臓の強さと筋肉の柔軟性が高いレベルで融合している証と言えます。

4. 皐月賞の展開と勝機
今回の皐月賞は、2枠4番という絶好枠を引きました。
機動力の活用: 新馬戦で見せたような番手での競馬も、ホープフルSで見せた中団からの差し切りも可能な自在性があります。
中山適性の再証明: 過去3戦中、最もパフォーマンスが高かったのは中山2000mのホープフルS(S指数 91.5)。小回りコーナー4つのコース取りにおいて、父譲りの立ち回りの巧さと、母父譲りのパワーが他馬を圧倒します。
試金石の一戦: 厩舎側は「試金石」と謙遜していますが、これは裏を返せば「ここを勝てば、ダービーでも主役を張れる」という確信の裏返しと言えます。

ロブチェンは、現代競馬のトレンドである「軽さ」で勝負する馬ではありません。「重厚な血統背景」と「中山2000mでの完成度」でねじ伏せる、古き良き王道の名馬の風貌を持っています。
前走の敗戦で人気が適度に分散するようであれば、馬券的な妙味も十分あり、松山弘平騎手が「壁を作る」競馬を完遂し、得意の持久力勝負になれば大きく浮上する1頭と言えます。


17アドマイヤクワッズ

1. 配合と馬体構造から見る「本質の変容」
本馬の父はリアルスティール。ディープインパクトの後継として、持続力と機動力を兼ね備えた産駒を輩出する種牡馬ですが、特筆すべきは母父Zoffany(ゾファニー)との配合バランスです。
血統構成の妙: 母系のダンジグ系らしいパワーと、リアルスティール由来の「良馬場での一瞬のキレ」が同居しています。しかし、セレクトセール当歳で6,600万円という価格が示す通り、本来は早熟なスピード型を期待されていたはずが、現在の本馬は「大トビのストライダー」へと変貌を遂げている点が非常に興味深いところです。
厩舎コメントの行間を読む: 友道師の「2000メートルにも対応してほしい」という発言、そしてポイント欄の「大トビでマイルは忙しかった」という指摘。これは本馬がマイルのスピード勝負よりも、コーナー4回の内回り2000mにおける「持続的な脚」の行使にシフトしていることを示唆しています。

2. 弥生賞ディープ記念の敗因と「ひと叩きの恩恵」
前走の弥生賞(3着)をどう評価するかで、今回の皐月賞の買い目は大きく変わります。
反応のズレ: 坂井瑠星騎手も述べている通り、4角での手応えは絶好でした。しかし、追い出してからライヒスアドラーに並びかけられた際の反応が「ひと息」でした。これは、休養明けによる筋肉の伸縮性の不足、および初の2000m、初の1周競馬という「戸惑い」が重なった結果と見ることができます。
負荷の質: ミドルペースを好位3番手で立ち回った経験は、今回の皐月賞特有の淀みない流れに対する強力な耐性となります。

3. 調教プロセスに見る「ピークの所在」
今回の皐月賞に向けた中間、特に4月に入ってからの追い切り内容は、弥生賞時とは明らかに質が異なります。
4月8日(栗東CW): 81.1-66.4-51.8-36.5-11.2(一杯)。古馬オープン馬アドマイヤズームを相手に、先行して突き放す内容は圧巻です。前走時に見られた「反応の鈍さ」は完全に解消されており、負荷をかけても息が乱れない心肺機能の強化が伺えます。
4月15日(栗東ポリトラック): 最終追いはポリトラックを選択しました。これは友道厩舎が「中身はできている」と判断した際の、脚元への負担を考慮しつつキレを研ぎ澄ます際の手法です。気合を付ける程度の調整で11.6を計時したことは、心身のバランスが最高潮にある証左です。

4. 結論:8枠17番という「毒と薬」
多くのファンは外枠を嫌いますが、大トビの本馬にとって、多頭数の揉まれる内枠よりは、自分のリズムで外から徐々に加速できる17番枠はむしろプラスに働くと予想します。
朝日杯FSの教訓: マイル戦では外へ弾かれるロスが響きましたが、中山2000mであれば、最初のコーナーまでの距離が十分にあります。坂井騎手が弥生賞で掴んだ「我慢させるコツ」を活かし、向正面からロングスパートを開始すれば、前走で伸び負けた上位2頭をねじ伏せるだけのポテンシャルは秘めています。


15リアライズシリウス

1. 血統背景:父ポエティックフレアがもたらす「持続」と「底力」
本馬の父ポエティックフレア(Poetic Flare)は、タフな欧州の2000ギニーを制したドーンアプローチの後継です。特筆すべきは、その爆発的なスピードよりも、「ハイラップを刻み続けても止まらない持続力」にあります。
母父ステイゴールドとの配合は、一見すると小柄な馬を想像させますが、本馬は530kg前後の雄大な馬体を誇っています。これは母系の奥にあるパワーが増幅された形であり、今の中山の荒れたタフな芝、そして皐月賞特有の淀みのない展開には、これ以上ないバックボーンと言えます。

2. 前走・共同通信杯で見せた「精神的成長」と「戦術の幅」
共同通信杯(G3)での1着は、着差以上に評価すべき内容でした。
ゲート難の克服: 朝日杯FSで出遅れ気味だった不安を、練習と実戦で見事に解消しました。
展開への即応: 新馬戦で見せた逃げ、新潟2歳Sでの番手、そして共同通信杯での2番手からの押し切り。津村騎手が「行く馬がいれば行かせればいい」と語る通り、どの位置からでも競馬ができる自在性は、多頭数のG1において最大の武器となります。
特に、1800mへの距離延長をあっさりこなした点は大きく、中山の2000mも射程圏内であると断言できます。

3. 調教診断:1週前・最終追いに見る「絶好の仕上がり」
中8週のローテーションですが、美浦Wでの追い切り内容が圧巻です。
4/8(水) 美W 良: 82.6 - 65.6 - 50.5 - 36.1 - 11.0 (直一杯) 4/15(水) 美W 良: 66.3 - 50.8 - 36.5 - 11.1 (馬なり)
1週前に負荷をかけ、ラスト11.0秒という破格の時計をマーク。最終追い切りでは馬なりながら11.1秒を楽に叩き出し、併走馬を子供扱いにしています。朝日杯FS時の「追われて案外」だった時期とは明らかに気配が異なり、手塚調教師の「ガス抜きができた」という言葉通り、心身のバランスが最高潮に達していることが伺えます。

4. 展開予想と勝機:7枠15番の「戦略的優位性」
今回の枠順は7枠15番。一見外枠は不利に思えますが、本馬にとっては「ゲートの不安を最小限にし、被されずにスムーズに先行できる」という大きなメリットがあります。
近走の傾向から、前半1000mが58秒〜59秒台のタイトな流れになっても、本馬のポエティックフレア由来の持続力があれば、バテずに最後まで伸びてくるはずです。共同通信杯で見せた「残り2ハロンで馬なりのまま先頭に立つ」機動力があれば、中山の短い直線でも早めに抜け出し、後続を完封するシーンが現実味を帯びてきます。


9ライヒスアドラー

1. 「シスキン×ハーツクライ」という最先端の配合妙味
着目すべきは、血統背景で、父は英国の2歳GⅠ・フェニックスSを制し、愛2000ギニーを無敗で制したシスキン。シスキンの父First DefenceはUnbridled's Song直子であり、ここに日本近代競馬の至宝ハーツクライを母の父に配した本馬の構成は、まさに「スピードの持続力」と「中山2000mの急坂を耐えうる底力」のハイブリッドと言えます。
母クライリングは、追分ファームが誇る良血。姉ベルフィーヌも勝ち上がっており、一族のポテンシャルは疑いようがありません。シスキン産駒が懸念される「距離の壁」を、母系のハーツクライと追分ファーム産のスタミナが補完している点は、1ハロンの延長が鍵となる皐月賞において大きなアドバンテージとなります。

2. 敗戦の中に光る「次走へのメモ」とレース質
これまでの3戦(1-1-1-0)の内容を、単なる数字ではなく「質」で評価する必要があります。
東京スポーツ杯2歳S(3着): 勝ち馬パントルナイーフ、2着ゾロアストロ(次走きさらぎ賞制覇)という、後の重賞勝ち馬を相手にしたハイレベルな一戦でした。最内枠から直線で狭くなる不利を受けながら、勝ち馬と0.2秒差まで詰め寄った内容は、スムーズなら逆転もあったことを示唆しています。
弥生賞ディープ記念(2着): 3ヶ月半の休み明け、プラス体重での出走。発馬で両隣から寄られる不利がありながらも、すぐにリカバリーして外を回し、直線では一旦先頭に立ちました。ゴール寸前でバステールに強襲されましたが、佐々木大輔騎手が「まだ緩さがある」と語った状態での2着は、むしろ能力の高さの証明です。
特筆すべきは、デビュー戦で見せた「内にササる癖」が解消されつつある点です。前走の弥生賞では真っ直ぐ力強く伸びており、精神面の成長は著しいものがあります。

3. 絶好の「4/16 最終追い切り」が告げる本格化
調教履歴を精査すると、今回の勝負気配が浮き彫りになります。
4/16(木) 美浦W・重 84.6 - 67.7 - 52.8 - 38.5 - 11.6 [6] 馬なり
會田助手が「先週しっかりやったことで状態面が一段階上がった」と語る通り、4/9の強め(11.4秒)を経て、直前は馬なりのままフォルテアンジェロ、グリーンエナジーというオープン馬を相手に余裕の先着・同入を果たしました。特筆すべきは「馬体引き締まる」という短評です。弥生賞時の緩さが削ぎ落とされ、デビュー以来最高のコンディションで大一番に臨める計算が立ちます。

4. 皐月賞の展開と佐々木大輔騎手の戦略
今回の枠順は5枠9番。中山2000mにおいて、内を見ながらポジションを探れる絶好の枠を引き当てました。 弥生賞ではMペースを5番手で追走しましたが、今回の皐月賞は新馬戦で見せたような機動力が活きる展開になると予想されます。
想定展開: 前走よりもゲートの集中力が増しているとすれば、好位4~5番手のイン・中目を確保可能。
ライヒスアドラーは、単なる「重賞2、3着馬」ではありません。 「不利を跳ね返す地力」「叩き2戦目の上積み」「シスキン産駒の底知れぬスピード」。これらが噛み合えばここでも上位を狙える1頭と言えます。


14ゾロアストロ
ラップタイムから見る「持続力」と「急加速」
ゾロアストロの真骨頂は、東京スポーツ杯2歳Sで見せた上がり32.7秒という驚異的な末脚にあります。しかし、単なる「キレ馬」と断じるのは早計です。
きさらぎ賞の分析: 京都の1800mで行われた前走、ラスト3ハロンが 11.6 - 10.9 - 11.2 という、京都外回り特有の超高速ラップとなりました。ここで特筆すべきは、道中4番手から最内を突き、他馬がトップスピードに乗るL2(10.9秒)の地点でしっかり反応し、L1の減速局面でもう一伸びした勝負根性です。
S指数の推移: 新馬戦の「71.1」から、きさらぎ賞では「93.4」まで、出走ごとに指数を右肩上がりに更新しています。これは、成長曲線が非常に急であることを示唆しており、今回の中9週というスパンは、さらなる馬体成長を促す絶好の「溜め」と言えます。

血統的背景:モーリス×ディープの黄金配合
父モーリスに母父ディープインパクトという配合は、現在の日本競馬におけるトレンドの一つですが、本馬の場合は母系のアルミレーナがポイントです。
機動力とパワーの源泉: モーリス産駒特有の「重厚なパワー」とディープインパクトの「軽快なスピード」が絶妙なバランスで共存しています。特に、中山2000mという舞台で求められる「急坂を苦にしないパワー」は、東京の瞬発力勝負よりも本質的にこの馬に向いている可能性があります。
母系の奥深さ: 近親に活躍馬が並ぶノーザンファーム産の良血であり、精神的なタフさも兼備しています。初の右回りとなった京都を難なくこなした点からも、コーナリング性能の高さが伺えます。

調教過程と状態のジャッジ
4/9の1週前追い切り: 岩田望来騎手を背に、併せ馬で81.9 - 11.1という猛時計をマークしました。格上の古馬3勝クラスを内から追走してぶち抜く内容は、迫力満点です。
4/15の最終追い切り: 単なる確認程度ながら、82.8 - 11.2を馬なりで計時。特筆すべきは、ラスト1ハロンの伸び脚で、重心が低く、前肢が大きく伸びるフォームは状態の良さを物語っています。宮田師が「気配が一段階上がった」とコメントする通り、心身ともに完成期に入った印象を受けます。

今回、乗り替わりとなる岩田望来騎手へのスイッチは、インを突く大胆な競馬を示唆しているようにも思えます。
東スポ杯のような外回りの瞬発力勝負もこなせますが、本質的にはきさらぎ賞のような「内々で脚を溜めて一瞬の隙を突く」機動力こそが、中山2000mという舞台で最も威力を発揮します。
14番枠という外寄りのゲートになりましたが、近走のレースぶりを見る限り、控えて馬群の切れ目から潜り込む形を作れれば、先行各馬が苦しくなる急坂で、この馬の「持続する末脚」が他を圧倒するシーンが容易に想像できます。
人気が割れる今年の皐月賞において、「指数の上昇度」「機動力」「充実の調教」の三拍子が揃った1頭と言えます。


12グリーンエナジー
【血統・バックボーン】持続力と瞬発力のハイブリッド
父スワーヴリチャードは、ハーツクライ系の中でも「立ち回りの巧さと高速馬場適性」を強く伝える種牡馬です。注目すべきは母父シングスピール。サドラーズウェルズ系のなかでも粘り強い持続力を付与する血であり、中山2000mというタフな舞台設定において、この「父のキレ×母父の底力」という配合は理想的と言えます。

【前走・京成杯の衝撃】中身の濃い「最内強襲」
前走の京成杯(1着)は、着差以上に評価すべき内容です。
ラップ推移: 前後半5Fが60.1-59.2という、中山2000mとしては淀みのないミドルペース。
位置取り: 4角11番手の絶望的な位置から、直線で「最内」を選択。通常の中山なら詰まって終わるシーンですが、一瞬の加速で捌き切った瞬発力(ラスト2F 11.3-11.7)は、並の馬ではありません。
精神面の成長: 戸崎騎手が「折り合いに進境」とコメントした通り、これまでの「鼻出血」や「気性の難しさ」を克服しつつある点が最大の収穫です。

【調教診断】「先週追い」に隠された勝負気配
今回、最も注目すべきは4月9日(木)の美浦Wでの追い切りです。
4/9 美W良 81.6 - 65.9 - 51.4 - 37.0 - 10.9(G前仕掛け)
ラスト1F 10.9という破格の時計を、併せ馬の内から馬なりのまま叩き出しています。最終追い切り(4/16)を馬なりの調整(11.8)に留めたのは、すでに先週の段階で馬体が仕上がりきっている証拠です。併せ馬で遅れた点についても、外を回して先行させた上での「教育」の意味合いが強く、反応自体は鋭さを保っています。

【不安要素と克服の鍵】
唯一の懸念は「東京向き」と評される大きなストライドですが、前走で見せたイン突きの機動力があれば、中山の小回りも十分にアジャスト可能です。
皐月賞特有のハイペースに巻き込まれても、母系のシングスピールの血が踏ん張りを支え、父譲りの高速回転の脚がゴール前で炸裂する可能性が高く、 戦績は3戦2勝、3着1回で底を見せていない魅力と、前走の指数(S指数94.1)の跳ね上がりを考えれば、ここが「怪物」へと変貌する決定的な一戦になる可能性があります。


11パントルナイーフ

1. 血統背景:パラレルヴィジョンの全弟という「必然」
まず目を引くのは、その血統構成です。父キズナに母アールブリュット(母父マクフィ)。昨年のダービー卿CTを制したパラレルヴィジョンの全弟という、現役屈指の「木村哲也厩舎×キャロットファーム」の黄金配合です。
特筆すべきは、ディープインパクト系にマクフィ(Green Desert系)を配したことで、単なる瞬発力型ではなく、「持続的なトップスピード」を引き出している点です。東スポ杯で見せたラスト3ハロン32.9秒は、上がり最速ではないものの、坂を駆け上がってからの失速が極めて少なく、これは全兄同様、中山の急坂や淀みのない展開でこそ真価を発揮する資質と言えます。

2. ローテーションの特異性と「フレグモーネ」の解釈
東スポ杯1着から、直行で皐月賞という臨戦過程。中20週という長期休養は、一見すると「フレグモーネによる誤算」と捉えられがちです。しかし、木村厩舎はこれまでイクイノックスをはじめ、外厩(ノーザンファーム天栄)との連携で「休み明けこそが最大出資」というスタイルを確立しています。
むしろ、ゲート再審査を課されるほどの気性の激しさを考えれば、トライアルを使って消耗させるよりも、牧場できっちりと精神面をケアしながら「ぶっつけ」で本番に挑むのは、この馬にとって「予定された最短ルート」であったと言えます。

3. 調教時計から見る「内面の変化」
中間の時計を精査すると、非常に興味深い変化が見て取れます。 2月の帰厩直後は、2月25日の美浦Wで「脚いろ見劣る」との評価が出るなど、まだ身体が重い印象でした。しかし、4月に入ってからの変貌は見事です。
4/8(水)美W:67.4-52.5-38.1-11.6(馬なり)
4/15(水)美W:67.9-52.4-37.9-11.3(G前仕掛け)
特筆すべきは最終追い切りの「終い11.3秒」です。併せ馬の内から、先行する相手を目標に、仕掛けてからの反応が以前より一段階鋭くなっています。陣営が「精神的な成長が見られる」とコメントしている通り、かつての「子供っぽさ」が抜け、自らハミを取って加速する姿勢が出てきました。これは皐月賞特有の、4コーナーから一気にギアを上げる競馬において、決定的なアドバンテージとなります。

4. 展開予想と「ルメールの戦略」
パントルナイーフが勝利した東スポ杯は、前後半3ハロンが「36.8 - 33.5」という極端な後傾ラップでした。これだけを見れば「スローの瞬発力勝負に強い馬」と映りますが、本質は「速い脚を長く使える」点にあります。
今回の皐月賞、6枠11番という枠順は、名手クリストフ・ルメール騎手にとって最も戦略を立てやすいポジションです。ゲート難の懸念があるため、おそらく無理には行かず、中団の外目を追走するように思えますが、 中山1800mで行われた未勝利戦で見せた、向正面から自ら動いて押し切る「持続力勝負」への適性は証明済みです。東京の軽い芝よりも、むしろ力の要る中山コースの方が、この馬のパワー(510kg前後の馬格)が活きるはずです。
5. 結論:玄人が「パントルナイーフ」を狙う理由
多くのファンは「5ヶ月の休み明け」「ゲート不安」を嫌って評価を下げるかもしれません。しかし、競馬を構造的に捉えるならば、以下の3点がこの馬を「買い」へと導きます。
指数的裏付け:東スポ杯のS指数92.2は、近年の同レース勝ち馬と比較してもG1級の数値であること。
厩舎の仕上げ:木村厩舎にとって、重賞勝ち馬の休み明けは「不安」ではなく「勝負」のサインであること。
伸びしろの大きさ:ルメール騎手が「自身の仕事が分かるようになってきた」と、馬の知性を高く評価していること。

上記情報馬からの3連単指示で401.1倍的中となり、64万1760円の払い戻しとなりました。

競馬皐月爆発





日曜日(平場の勝負レース)

阪神6レース

11ランスオブキング
この馬の真骨頂は、4走前で見せたような「先行力と粘り強さのハイブリッド」にあります。昇級後、2着、2着と目途を立てており、クラスに壁がないことは明白です。
前走の5着については、ペースの読み違いと、逃げ馬を自ら潰しにいった「早め早め」の立ち回りが裏目に出たもので、度外視可能です。むしろ、苦しい展開でも大きく崩れなかった点は、地力の証明とも言えます。
カッタッパという明確な目標馬がいる今回は、競馬が非常に組み立てやすくなります。カッタッパを射程圏に入れつつ、後続の追い上げを封じる「ターゲット・マーキング」の形が理想で、阪神の重いダートも苦にしない渋太さは、馬券構成上、最も軸としての信頼度が高い一頭と言えます。

4モンサンゴールデン
近走は「砂を被る経験」と「精神的な制御」という課題に向き合い続けています。前走は出遅れをリカバーするために脚を使い、道中でハミを噛むという、いわば「チグハグな競馬」の典型でした。
陣営が指摘する「トモの成長不足」が、阪神の急坂において最後に脚が鈍る一因となっており、現状では平坦コースの方がポテンシャルを発揮しやすいタイプであることは否定できません。
また、本馬は3~4角で外に膨らむ癖があるため、外回りならまだしも、器用さを求められる阪神のダートではロスの大きさが懸念されます。能力自体はこのクラスでも上位ですが、今回は「坂」という物理的な壁をどう克服するかが課題と言え、2~3着に取りこぼす可能性もあります。

上記2頭のワイド的中で23万1000円の払い戻しとなりました。

競馬日150









土曜日の結果

阪神11レース
アンタレスステークス

2モックモック
前走のレグルスSの時計は1:51.7。ラップ構成を見ると49.2-49.7という極めて平均的なバランスでした。しかし、特筆すべきは「12.8 - 12.8 - 12.3 - 12.1 - 12.5」というL2最速戦での立ち回りです。
好位の内目を追走しながら、直線で外へ持ち出す際のロス。あの瞬間の「置かれなさ」こそが、この馬の真骨頂です。突き抜けるまでの瞬発力こそ一歩譲るものの、加速地点でスッと反応し、最後までバテずに伸びてきた。L1でハナクビ差の3着に敗れはしましたが、あの緩みのない展開で時計をまとめきったのは、紛れもなく「高い総合力」の証明と言えます。

2. 血統背景と適性の合致
父ダノンレジェンドから受け継いだのは、砂の上でも失速しない強靭な基礎スピードですが、母父シングスピールの血が単なる短距離馬では終わらせない「タフな持久力」を補完しています。
この血統的背景があるからこそ、1800mという距離がベストマッチしていると言え、先行してよし、好位から差してよしと、展開に左右されにくい柔軟な走法は荒れるレースや混戦模様の重賞において、最も信頼できるファクターとなります。

3. 最終追い切りの評価:4月15日(水)CW
直近の栗東CWでの調整(83.6 - 67.5 - 52.7 - 37.5 - 11.5)を確認しましたが、これは非常に素晴らしい動きと言え、前走でひと叩きされた上積みは明確に感じられます。
特に注目したいのは、終いの1ハロンを11.5秒でまとめてきた点で、負荷をかけつつも馬なりでこれだけの回転数を維持できているのは、心肺機能が極限まで高まっている証拠と言えます。

4. 馬券的な「買い」のポイント
この馬の最大の武器は「目標を置けること」で、単騎逃げや、誰もいかない緩い展開よりも、ある程度のペースで流れる中、前走のように「目標となる馬を射程圏内に入れる」レースが理想と言え、ブライアンセンスのような実力馬が前にいるなら、その背後を完璧にトレースする事が可能で、前が動いた瞬間に同じギアに入れれば、最後は馬場の真ん中から必ず浮上してくるだけに、ここは信頼度の高い1頭と言えます。

6ルシュヴァルドール
前走の15着という結果は、物理的な不利が重なった「度外視」すべき一戦です。
前走は60kgという酷量を背負いながら、スローペースを嫌って序盤から脚を使って位置を取りに行きましたが、これは大型馬にとって最も「スタミナの総量」を削るリスクの高い選択でした。
 直線では致命的な接触不利があってブレーキがかかりましたが、540kgを超える巨漢馬にとって、一度死んだ慣性を再加速させるのは至難の業であり、あの時点でレースは終了していたと言えます。

調整過程の劇的変化 — 「スタミナ構築」への回帰
前走時は坂路主体の調整で、いわゆる「急仕上げ」の嫌いがありました。しかし、今回は中間から1週前、そして最終追い切りと、一貫してCWでの長めからの調整に切り替えています。
追い切り評価: 4/15の最終追い切りでは、西村淳也騎手を背にCWで82.8 - 67.3 - 52.1 - 37.1 - 11.4をマーク。
坂路で「点」のスピードを磨くのではなく、CWで長めから追うことで、この馬の真骨頂である「長く持続する末脚」を繰り出すための体幹が整いました。大型馬特有の素軽さが戻っており、調整過程は文句なしの「上昇」です。

この馬を単なる「持続力型」と断定するのは早計で、2走前のプロキオンS(京都1800m)で見せたパフォーマンスに、その器用さが隠されています。
プロキオンSは12.6 - 12.8 - 12.4 - 12.1 - 12.4という、中盤で緩んでからの3F勝負でしたが、ここで内枠からポジションを下げず、進路を確保しながらギアを上げ下げし、3着に食い込んだ内容は、高い「基礎スピード」と「機動力」を証明しています。
3走前のベテルギウスSでは外々を回すロスをものともせず、タイトニットを力でねじ伏せました。今回の阪神1800mという舞台は、この「ねじ伏せる力」が最も要求されるコースだけに、3走前のパフォーマンスの再現が期待できます。

今回は57kgの定量に戻り、手の合う西村淳也騎手へのスイッチ。
ペースが淀みなく流れる想定の今回は、前走のような「窮屈な競馬」になる可能性は低く、道中で外目に持ち出し、残り800m地点からじわじわと加速を開始する形になれば、現役屈指の「持続力特化型」のポテンシャルが爆発します。

1ブライアンセンス
この馬の最大の特徴は、向こう正面からのロングスパートに耐えうる持続力と、右手前での圧倒的な推進力です。今回の阪神1800mという舞台は、この馬にとって理想的な条件が揃ったと言えます。
阪神ダート1800mは、コーナーを4つ回る小回り的な要素がありつつも、向こう正面から早めに仕掛けが入りやすく、最後まで脚を使い切るスタミナが求められます。師走Sで見せた、L5(残り1000m)からのロンスパで後続を6馬身突き放したパフォーマンスは、まさにこのコースで求められる適性と合致しています。
この馬は右回りのコーナーで右手前を維持し、そのまま直線まで押し切る形が最も高いパフォーマンスを発揮しており、プロキオンSやフェブラリーSで見せた、不得意な展開や忙しいマイル戦での4着善戦は、むしろ地力が向上している証拠と言えます。
今回のアンタレスSでは、中盤で極端に緩まない淀みのない流れが想定されますが、フェブラリーSを経て、基礎スピードも強化されているだけに高いパフォーマンスが期待できます。

4 ムルソー
「逃げて良し、番手で良し」の自在性と、坂井瑠星騎手の阪神ダートにおける卓越したペース配分を評価します。

持続力の化身: 2走前のシトリンSの内容が圧巻です。自ら厳しいラップを刻み、後続の脚を完全に封じ込める逃げは、かつてのダート王者を彷彿とさせます。

展開の利: 周囲に「砂を被りたくない」馬が多い中、内枠から主張すれば案外すんなり主導権を握れるはずで、1800mのスピード勝負に一抹の不安はありますが、今の充実度なら簡単には止まりません。

2モックモックからの馬連指示で22.9倍的中となり、22万9000円の払い戻しとなりました。

競馬アンタレスS





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先週の結果


日曜日情報
中山11レース
皐月賞

4ロブチェン

1. 血統背景:異系のスタミナと現代のスピード
ロブチェンの血統構成は、まさに「マニア好み」と言える非常に奥深いものです。
父:ワールドプレミア 菊花賞と天皇賞(春)を制したステイヤー。ディープインパクト産駒の中でも、瞬発力よりは「持続的な末脚」と「心肺機能の高さ」に特化したタイプです。
母父:Giant's Causeway(ジャイアンツコーズウェイ) 「アイアンホース」と呼ばれた欧州の至宝であり、タフな流れを突き抜けるパワーと闘争心を伝えます。
この配合は、高速決着の東京1800mよりも、中山の急坂、あるいは多頭数での削り合いになるタフな2000mにおいて真価を発揮するものです。

2. 前走・共同通信杯(3着)の「正しい」解釈
前走の3着を「敗退」と捉えるのは早計です。むしろ、皐月賞へ向けた「最高のシミュレーション」であったと評価すべき1戦です。
松山弘平騎手の談話:「スタートで突っかけてしまい、スッと壁を作れなかった……競馬を教えるのに必要な敗戦」
スローペースの上がり勝負となった前走で、本馬は行きたがる素振りを見せながらも、最後は次走を見据えた脚の使い所を確認していました。上がり3ハロン 秒は、ディープ系主流の切れ者たちに屈した数字ですが、中山2000mという舞台設定なら、要求されるのは瞬発力ではなく、底力(底なしの体力)です。

3. 調教・状態面:上昇一途のバイオリズム
直近の調教過程は、まさに「勝負気配」に満ちています。
4月8日(栗東CW):6F80.1 -11.1 秒(強め)
4月15日(栗東CW):4F53.3-11.3秒(馬なり)
特筆すべきは、1週前に長めから負荷をかけ、直前は「重心の低い走り」で終いだけを伸ばす、杉山晴紀厩舎らしいメリハリの利いた仕上げです。ホープフルSを勝った際と同じく、栗東CWでの併せ馬を馬なりで圧倒する姿は、内臓の強さと筋肉の柔軟性が高いレベルで融合している証と言えます。

4. 皐月賞の展開と勝機
今回の皐月賞は、2枠4番という絶好枠を引きました。
機動力の活用: 新馬戦で見せたような番手での競馬も、ホープフルSで見せた中団からの差し切りも可能な自在性があります。
中山適性の再証明: 過去3戦中、最もパフォーマンスが高かったのは中山2000mのホープフルS(S指数 91.5)。小回りコーナー4つのコース取りにおいて、父譲りの立ち回りの巧さと、母父譲りのパワーが他馬を圧倒します。
試金石の一戦: 厩舎側は「試金石」と謙遜していますが、これは裏を返せば「ここを勝てば、ダービーでも主役を張れる」という確信の裏返しと言えます。

ロブチェンは、現代競馬のトレンドである「軽さ」で勝負する馬ではありません。「重厚な血統背景」と「中山2000mでの完成度」でねじ伏せる、古き良き王道の名馬の風貌を持っています。
前走の敗戦で人気が適度に分散するようであれば、馬券的な妙味も十分あり、松山弘平騎手が「壁を作る」競馬を完遂し、得意の持久力勝負になれば大きく浮上する1頭と言えます。


17アドマイヤクワッズ

1. 配合と馬体構造から見る「本質の変容」
本馬の父はリアルスティール。ディープインパクトの後継として、持続力と機動力を兼ね備えた産駒を輩出する種牡馬ですが、特筆すべきは母父Zoffany(ゾファニー)との配合バランスです。
血統構成の妙: 母系のダンジグ系らしいパワーと、リアルスティール由来の「良馬場での一瞬のキレ」が同居しています。しかし、セレクトセール当歳で6,600万円という価格が示す通り、本来は早熟なスピード型を期待されていたはずが、現在の本馬は「大トビのストライダー」へと変貌を遂げている点が非常に興味深いところです。
厩舎コメントの行間を読む: 友道師の「2000メートルにも対応してほしい」という発言、そしてポイント欄の「大トビでマイルは忙しかった」という指摘。これは本馬がマイルのスピード勝負よりも、コーナー4回の内回り2000mにおける「持続的な脚」の行使にシフトしていることを示唆しています。

2. 弥生賞ディープ記念の敗因と「ひと叩きの恩恵」
前走の弥生賞(3着)をどう評価するかで、今回の皐月賞の買い目は大きく変わります。
反応のズレ: 坂井瑠星騎手も述べている通り、4角での手応えは絶好でした。しかし、追い出してからライヒスアドラーに並びかけられた際の反応が「ひと息」でした。これは、休養明けによる筋肉の伸縮性の不足、および初の2000m、初の1周競馬という「戸惑い」が重なった結果と見ることができます。
負荷の質: ミドルペースを好位3番手で立ち回った経験は、今回の皐月賞特有の淀みない流れに対する強力な耐性となります。

3. 調教プロセスに見る「ピークの所在」
今回の皐月賞に向けた中間、特に4月に入ってからの追い切り内容は、弥生賞時とは明らかに質が異なります。
4月8日(栗東CW): 81.1-66.4-51.8-36.5-11.2(一杯)。古馬オープン馬アドマイヤズームを相手に、先行して突き放す内容は圧巻です。前走時に見られた「反応の鈍さ」は完全に解消されており、負荷をかけても息が乱れない心肺機能の強化が伺えます。
4月15日(栗東ポリトラック): 最終追いはポリトラックを選択しました。これは友道厩舎が「中身はできている」と判断した際の、脚元への負担を考慮しつつキレを研ぎ澄ます際の手法です。気合を付ける程度の調整で11.6を計時したことは、心身のバランスが最高潮にある証左です。

4. 結論:8枠17番という「毒と薬」
多くのファンは外枠を嫌いますが、大トビの本馬にとって、多頭数の揉まれる内枠よりは、自分のリズムで外から徐々に加速できる17番枠はむしろプラスに働くと予想します。
朝日杯FSの教訓: マイル戦では外へ弾かれるロスが響きましたが、中山2000mであれば、最初のコーナーまでの距離が十分にあります。坂井騎手が弥生賞で掴んだ「我慢させるコツ」を活かし、向正面からロングスパートを開始すれば、前走で伸び負けた上位2頭をねじ伏せるだけのポテンシャルは秘めています。


15リアライズシリウス

1. 血統背景:父ポエティックフレアがもたらす「持続」と「底力」
本馬の父ポエティックフレア(Poetic Flare)は、タフな欧州の2000ギニーを制したドーンアプローチの後継です。特筆すべきは、その爆発的なスピードよりも、「ハイラップを刻み続けても止まらない持続力」にあります。
母父ステイゴールドとの配合は、一見すると小柄な馬を想像させますが、本馬は530kg前後の雄大な馬体を誇っています。これは母系の奥にあるパワーが増幅された形であり、今の中山の荒れたタフな芝、そして皐月賞特有の淀みのない展開には、これ以上ないバックボーンと言えます。

2. 前走・共同通信杯で見せた「精神的成長」と「戦術の幅」
共同通信杯(G3)での1着は、着差以上に評価すべき内容でした。
ゲート難の克服: 朝日杯FSで出遅れ気味だった不安を、練習と実戦で見事に解消しました。
展開への即応: 新馬戦で見せた逃げ、新潟2歳Sでの番手、そして共同通信杯での2番手からの押し切り。津村騎手が「行く馬がいれば行かせればいい」と語る通り、どの位置からでも競馬ができる自在性は、多頭数のG1において最大の武器となります。
特に、1800mへの距離延長をあっさりこなした点は大きく、中山の2000mも射程圏内であると断言できます。

3. 調教診断:1週前・最終追いに見る「絶好の仕上がり」
中8週のローテーションですが、美浦Wでの追い切り内容が圧巻です。
4/8(水) 美W 良: 82.6 - 65.6 - 50.5 - 36.1 - 11.0 (直一杯) 4/15(水) 美W 良: 66.3 - 50.8 - 36.5 - 11.1 (馬なり)
1週前に負荷をかけ、ラスト11.0秒という破格の時計をマーク。最終追い切りでは馬なりながら11.1秒を楽に叩き出し、併走馬を子供扱いにしています。朝日杯FS時の「追われて案外」だった時期とは明らかに気配が異なり、手塚調教師の「ガス抜きができた」という言葉通り、心身のバランスが最高潮に達していることが伺えます。

4. 展開予想と勝機:7枠15番の「戦略的優位性」
今回の枠順は7枠15番。一見外枠は不利に思えますが、本馬にとっては「ゲートの不安を最小限にし、被されずにスムーズに先行できる」という大きなメリットがあります。
近走の傾向から、前半1000mが58秒〜59秒台のタイトな流れになっても、本馬のポエティックフレア由来の持続力があれば、バテずに最後まで伸びてくるはずです。共同通信杯で見せた「残り2ハロンで馬なりのまま先頭に立つ」機動力があれば、中山の短い直線でも早めに抜け出し、後続を完封するシーンが現実味を帯びてきます。


9ライヒスアドラー

1. 「シスキン×ハーツクライ」という最先端の配合妙味
着目すべきは、血統背景で、父は英国の2歳GⅠ・フェニックスSを制し、愛2000ギニーを無敗で制したシスキン。シスキンの父First DefenceはUnbridled's Song直子であり、ここに日本近代競馬の至宝ハーツクライを母の父に配した本馬の構成は、まさに「スピードの持続力」と「中山2000mの急坂を耐えうる底力」のハイブリッドと言えます。
母クライリングは、追分ファームが誇る良血。姉ベルフィーヌも勝ち上がっており、一族のポテンシャルは疑いようがありません。シスキン産駒が懸念される「距離の壁」を、母系のハーツクライと追分ファーム産のスタミナが補完している点は、1ハロンの延長が鍵となる皐月賞において大きなアドバンテージとなります。

2. 敗戦の中に光る「次走へのメモ」とレース質
これまでの3戦(1-1-1-0)の内容を、単なる数字ではなく「質」で評価する必要があります。
東京スポーツ杯2歳S(3着): 勝ち馬パントルナイーフ、2着ゾロアストロ(次走きさらぎ賞制覇)という、後の重賞勝ち馬を相手にしたハイレベルな一戦でした。最内枠から直線で狭くなる不利を受けながら、勝ち馬と0.2秒差まで詰め寄った内容は、スムーズなら逆転もあったことを示唆しています。
弥生賞ディープ記念(2着): 3ヶ月半の休み明け、プラス体重での出走。発馬で両隣から寄られる不利がありながらも、すぐにリカバリーして外を回し、直線では一旦先頭に立ちました。ゴール寸前でバステールに強襲されましたが、佐々木大輔騎手が「まだ緩さがある」と語った状態での2着は、むしろ能力の高さの証明です。
特筆すべきは、デビュー戦で見せた「内にササる癖」が解消されつつある点です。前走の弥生賞では真っ直ぐ力強く伸びており、精神面の成長は著しいものがあります。

3. 絶好の「4/16 最終追い切り」が告げる本格化
調教履歴を精査すると、今回の勝負気配が浮き彫りになります。
4/16(木) 美浦W・重 84.6 - 67.7 - 52.8 - 38.5 - 11.6 [6] 馬なり
會田助手が「先週しっかりやったことで状態面が一段階上がった」と語る通り、4/9の強め(11.4秒)を経て、直前は馬なりのままフォルテアンジェロ、グリーンエナジーというオープン馬を相手に余裕の先着・同入を果たしました。特筆すべきは「馬体引き締まる」という短評です。弥生賞時の緩さが削ぎ落とされ、デビュー以来最高のコンディションで大一番に臨める計算が立ちます。

4. 皐月賞の展開と佐々木大輔騎手の戦略
今回の枠順は5枠9番。中山2000mにおいて、内を見ながらポジションを探れる絶好の枠を引き当てました。 弥生賞ではMペースを5番手で追走しましたが、今回の皐月賞は新馬戦で見せたような機動力が活きる展開になると予想されます。
想定展開: 前走よりもゲートの集中力が増しているとすれば、好位4~5番手のイン・中目を確保可能。
ライヒスアドラーは、単なる「重賞2、3着馬」ではありません。 「不利を跳ね返す地力」「叩き2戦目の上積み」「シスキン産駒の底知れぬスピード」。これらが噛み合えばここでも上位を狙える1頭と言えます。


14ゾロアストロ
ラップタイムから見る「持続力」と「急加速」
ゾロアストロの真骨頂は、東京スポーツ杯2歳Sで見せた上がり32.7秒という驚異的な末脚にあります。しかし、単なる「キレ馬」と断じるのは早計です。
きさらぎ賞の分析: 京都の1800mで行われた前走、ラスト3ハロンが 11.6 - 10.9 - 11.2 という、京都外回り特有の超高速ラップとなりました。ここで特筆すべきは、道中4番手から最内を突き、他馬がトップスピードに乗るL2(10.9秒)の地点でしっかり反応し、L1の減速局面でもう一伸びした勝負根性です。
S指数の推移: 新馬戦の「71.1」から、きさらぎ賞では「93.4」まで、出走ごとに指数を右肩上がりに更新しています。これは、成長曲線が非常に急であることを示唆しており、今回の中9週というスパンは、さらなる馬体成長を促す絶好の「溜め」と言えます。

血統的背景:モーリス×ディープの黄金配合
父モーリスに母父ディープインパクトという配合は、現在の日本競馬におけるトレンドの一つですが、本馬の場合は母系のアルミレーナがポイントです。
機動力とパワーの源泉: モーリス産駒特有の「重厚なパワー」とディープインパクトの「軽快なスピード」が絶妙なバランスで共存しています。特に、中山2000mという舞台で求められる「急坂を苦にしないパワー」は、東京の瞬発力勝負よりも本質的にこの馬に向いている可能性があります。
母系の奥深さ: 近親に活躍馬が並ぶノーザンファーム産の良血であり、精神的なタフさも兼備しています。初の右回りとなった京都を難なくこなした点からも、コーナリング性能の高さが伺えます。

調教過程と状態のジャッジ
4/9の1週前追い切り: 岩田望来騎手を背に、併せ馬で81.9 - 11.1という猛時計をマークしました。格上の古馬3勝クラスを内から追走してぶち抜く内容は、迫力満点です。
4/15の最終追い切り: 単なる確認程度ながら、82.8 - 11.2を馬なりで計時。特筆すべきは、ラスト1ハロンの伸び脚で、重心が低く、前肢が大きく伸びるフォームは状態の良さを物語っています。宮田師が「気配が一段階上がった」とコメントする通り、心身ともに完成期に入った印象を受けます。

今回、乗り替わりとなる岩田望来騎手へのスイッチは、インを突く大胆な競馬を示唆しているようにも思えます。
東スポ杯のような外回りの瞬発力勝負もこなせますが、本質的にはきさらぎ賞のような「内々で脚を溜めて一瞬の隙を突く」機動力こそが、中山2000mという舞台で最も威力を発揮します。
14番枠という外寄りのゲートになりましたが、近走のレースぶりを見る限り、控えて馬群の切れ目から潜り込む形を作れれば、先行各馬が苦しくなる急坂で、この馬の「持続する末脚」が他を圧倒するシーンが容易に想像できます。
人気が割れる今年の皐月賞において、「指数の上昇度」「機動力」「充実の調教」の三拍子が揃った1頭と言えます。


12グリーンエナジー
【血統・バックボーン】持続力と瞬発力のハイブリッド
父スワーヴリチャードは、ハーツクライ系の中でも「立ち回りの巧さと高速馬場適性」を強く伝える種牡馬です。注目すべきは母父シングスピール。サドラーズウェルズ系のなかでも粘り強い持続力を付与する血であり、中山2000mというタフな舞台設定において、この「父のキレ×母父の底力」という配合は理想的と言えます。

【前走・京成杯の衝撃】中身の濃い「最内強襲」
前走の京成杯(1着)は、着差以上に評価すべき内容です。
ラップ推移: 前後半5Fが60.1-59.2という、中山2000mとしては淀みのないミドルペース。
位置取り: 4角11番手の絶望的な位置から、直線で「最内」を選択。通常の中山なら詰まって終わるシーンですが、一瞬の加速で捌き切った瞬発力(ラスト2F 11.3-11.7)は、並の馬ではありません。
精神面の成長: 戸崎騎手が「折り合いに進境」とコメントした通り、これまでの「鼻出血」や「気性の難しさ」を克服しつつある点が最大の収穫です。

【調教診断】「先週追い」に隠された勝負気配
今回、最も注目すべきは4月9日(木)の美浦Wでの追い切りです。
4/9 美W良 81.6 - 65.9 - 51.4 - 37.0 - 10.9(G前仕掛け)
ラスト1F 10.9という破格の時計を、併せ馬の内から馬なりのまま叩き出しています。最終追い切り(4/16)を馬なりの調整(11.8)に留めたのは、すでに先週の段階で馬体が仕上がりきっている証拠です。併せ馬で遅れた点についても、外を回して先行させた上での「教育」の意味合いが強く、反応自体は鋭さを保っています。

【不安要素と克服の鍵】
唯一の懸念は「東京向き」と評される大きなストライドですが、前走で見せたイン突きの機動力があれば、中山の小回りも十分にアジャスト可能です。
皐月賞特有のハイペースに巻き込まれても、母系のシングスピールの血が踏ん張りを支え、父譲りの高速回転の脚がゴール前で炸裂する可能性が高く、 戦績は3戦2勝、3着1回で底を見せていない魅力と、前走の指数(S指数94.1)の跳ね上がりを考えれば、ここが「怪物」へと変貌する決定的な一戦になる可能性があります。


11パントルナイーフ

1. 血統背景:パラレルヴィジョンの全弟という「必然」
まず目を引くのは、その血統構成です。父キズナに母アールブリュット(母父マクフィ)。昨年のダービー卿CTを制したパラレルヴィジョンの全弟という、現役屈指の「木村哲也厩舎×キャロットファーム」の黄金配合です。
特筆すべきは、ディープインパクト系にマクフィ(Green Desert系)を配したことで、単なる瞬発力型ではなく、「持続的なトップスピード」を引き出している点です。東スポ杯で見せたラスト3ハロン32.9秒は、上がり最速ではないものの、坂を駆け上がってからの失速が極めて少なく、これは全兄同様、中山の急坂や淀みのない展開でこそ真価を発揮する資質と言えます。

2. ローテーションの特異性と「フレグモーネ」の解釈
東スポ杯1着から、直行で皐月賞という臨戦過程。中20週という長期休養は、一見すると「フレグモーネによる誤算」と捉えられがちです。しかし、木村厩舎はこれまでイクイノックスをはじめ、外厩(ノーザンファーム天栄)との連携で「休み明けこそが最大出資」というスタイルを確立しています。
むしろ、ゲート再審査を課されるほどの気性の激しさを考えれば、トライアルを使って消耗させるよりも、牧場できっちりと精神面をケアしながら「ぶっつけ」で本番に挑むのは、この馬にとって「予定された最短ルート」であったと言えます。

3. 調教時計から見る「内面の変化」
中間の時計を精査すると、非常に興味深い変化が見て取れます。 2月の帰厩直後は、2月25日の美浦Wで「脚いろ見劣る」との評価が出るなど、まだ身体が重い印象でした。しかし、4月に入ってからの変貌は見事です。
4/8(水)美W:67.4-52.5-38.1-11.6(馬なり)
4/15(水)美W:67.9-52.4-37.9-11.3(G前仕掛け)
特筆すべきは最終追い切りの「終い11.3秒」です。併せ馬の内から、先行する相手を目標に、仕掛けてからの反応が以前より一段階鋭くなっています。陣営が「精神的な成長が見られる」とコメントしている通り、かつての「子供っぽさ」が抜け、自らハミを取って加速する姿勢が出てきました。これは皐月賞特有の、4コーナーから一気にギアを上げる競馬において、決定的なアドバンテージとなります。

4. 展開予想と「ルメールの戦略」
パントルナイーフが勝利した東スポ杯は、前後半3ハロンが「36.8 - 33.5」という極端な後傾ラップでした。これだけを見れば「スローの瞬発力勝負に強い馬」と映りますが、本質は「速い脚を長く使える」点にあります。
今回の皐月賞、6枠11番という枠順は、名手クリストフ・ルメール騎手にとって最も戦略を立てやすいポジションです。ゲート難の懸念があるため、おそらく無理には行かず、中団の外目を追走するように思えますが、 中山1800mで行われた未勝利戦で見せた、向正面から自ら動いて押し切る「持続力勝負」への適性は証明済みです。東京の軽い芝よりも、むしろ力の要る中山コースの方が、この馬のパワー(510kg前後の馬格)が活きるはずです。
5. 結論:玄人が「パントルナイーフ」を狙う理由
多くのファンは「5ヶ月の休み明け」「ゲート不安」を嫌って評価を下げるかもしれません。しかし、競馬を構造的に捉えるならば、以下の3点がこの馬を「買い」へと導きます。
指数的裏付け:東スポ杯のS指数92.2は、近年の同レース勝ち馬と比較してもG1級の数値であること。
厩舎の仕上げ:木村厩舎にとって、重賞勝ち馬の休み明けは「不安」ではなく「勝負」のサインであること。
伸びしろの大きさ:ルメール騎手が「自身の仕事が分かるようになってきた」と、馬の知性を高く評価していること。

上記情報馬からの3連単指示で401.1倍的中となり、64万1760円の払い戻しとなりました。

競馬皐月爆発





日曜日(平場の勝負レース)

阪神6レース

11ランスオブキング
この馬の真骨頂は、4走前で見せたような「先行力と粘り強さのハイブリッド」にあります。昇級後、2着、2着と目途を立てており、クラスに壁がないことは明白です。
前走の5着については、ペースの読み違いと、逃げ馬を自ら潰しにいった「早め早め」の立ち回りが裏目に出たもので、度外視可能です。むしろ、苦しい展開でも大きく崩れなかった点は、地力の証明とも言えます。
カッタッパという明確な目標馬がいる今回は、競馬が非常に組み立てやすくなります。カッタッパを射程圏に入れつつ、後続の追い上げを封じる「ターゲット・マーキング」の形が理想で、阪神の重いダートも苦にしない渋太さは、馬券構成上、最も軸としての信頼度が高い一頭と言えます。

4モンサンゴールデン
近走は「砂を被る経験」と「精神的な制御」という課題に向き合い続けています。前走は出遅れをリカバーするために脚を使い、道中でハミを噛むという、いわば「チグハグな競馬」の典型でした。
陣営が指摘する「トモの成長不足」が、阪神の急坂において最後に脚が鈍る一因となっており、現状では平坦コースの方がポテンシャルを発揮しやすいタイプであることは否定できません。
また、本馬は3~4角で外に膨らむ癖があるため、外回りならまだしも、器用さを求められる阪神のダートではロスの大きさが懸念されます。能力自体はこのクラスでも上位ですが、今回は「坂」という物理的な壁をどう克服するかが課題と言え、2~3着に取りこぼす可能性もあります。

上記2頭のワイド的中で23万1000円の払い戻しとなりました。

競馬日150









土曜日の結果

阪神11レース
アンタレスステークス

2モックモック
前走のレグルスSの時計は1:51.7。ラップ構成を見ると49.2-49.7という極めて平均的なバランスでした。しかし、特筆すべきは「12.8 - 12.8 - 12.3 - 12.1 - 12.5」というL2最速戦での立ち回りです。
好位の内目を追走しながら、直線で外へ持ち出す際のロス。あの瞬間の「置かれなさ」こそが、この馬の真骨頂です。突き抜けるまでの瞬発力こそ一歩譲るものの、加速地点でスッと反応し、最後までバテずに伸びてきた。L1でハナクビ差の3着に敗れはしましたが、あの緩みのない展開で時計をまとめきったのは、紛れもなく「高い総合力」の証明と言えます。

2. 血統背景と適性の合致
父ダノンレジェンドから受け継いだのは、砂の上でも失速しない強靭な基礎スピードですが、母父シングスピールの血が単なる短距離馬では終わらせない「タフな持久力」を補完しています。
この血統的背景があるからこそ、1800mという距離がベストマッチしていると言え、先行してよし、好位から差してよしと、展開に左右されにくい柔軟な走法は荒れるレースや混戦模様の重賞において、最も信頼できるファクターとなります。

3. 最終追い切りの評価:4月15日(水)CW
直近の栗東CWでの調整(83.6 - 67.5 - 52.7 - 37.5 - 11.5)を確認しましたが、これは非常に素晴らしい動きと言え、前走でひと叩きされた上積みは明確に感じられます。
特に注目したいのは、終いの1ハロンを11.5秒でまとめてきた点で、負荷をかけつつも馬なりでこれだけの回転数を維持できているのは、心肺機能が極限まで高まっている証拠と言えます。

4. 馬券的な「買い」のポイント
この馬の最大の武器は「目標を置けること」で、単騎逃げや、誰もいかない緩い展開よりも、ある程度のペースで流れる中、前走のように「目標となる馬を射程圏内に入れる」レースが理想と言え、ブライアンセンスのような実力馬が前にいるなら、その背後を完璧にトレースする事が可能で、前が動いた瞬間に同じギアに入れれば、最後は馬場の真ん中から必ず浮上してくるだけに、ここは信頼度の高い1頭と言えます。

6ルシュヴァルドール
前走の15着という結果は、物理的な不利が重なった「度外視」すべき一戦です。
前走は60kgという酷量を背負いながら、スローペースを嫌って序盤から脚を使って位置を取りに行きましたが、これは大型馬にとって最も「スタミナの総量」を削るリスクの高い選択でした。
 直線では致命的な接触不利があってブレーキがかかりましたが、540kgを超える巨漢馬にとって、一度死んだ慣性を再加速させるのは至難の業であり、あの時点でレースは終了していたと言えます。

調整過程の劇的変化 — 「スタミナ構築」への回帰
前走時は坂路主体の調整で、いわゆる「急仕上げ」の嫌いがありました。しかし、今回は中間から1週前、そして最終追い切りと、一貫してCWでの長めからの調整に切り替えています。
追い切り評価: 4/15の最終追い切りでは、西村淳也騎手を背にCWで82.8 - 67.3 - 52.1 - 37.1 - 11.4をマーク。
坂路で「点」のスピードを磨くのではなく、CWで長めから追うことで、この馬の真骨頂である「長く持続する末脚」を繰り出すための体幹が整いました。大型馬特有の素軽さが戻っており、調整過程は文句なしの「上昇」です。

この馬を単なる「持続力型」と断定するのは早計で、2走前のプロキオンS(京都1800m)で見せたパフォーマンスに、その器用さが隠されています。
プロキオンSは12.6 - 12.8 - 12.4 - 12.1 - 12.4という、中盤で緩んでからの3F勝負でしたが、ここで内枠からポジションを下げず、進路を確保しながらギアを上げ下げし、3着に食い込んだ内容は、高い「基礎スピード」と「機動力」を証明しています。
3走前のベテルギウスSでは外々を回すロスをものともせず、タイトニットを力でねじ伏せました。今回の阪神1800mという舞台は、この「ねじ伏せる力」が最も要求されるコースだけに、3走前のパフォーマンスの再現が期待できます。

今回は57kgの定量に戻り、手の合う西村淳也騎手へのスイッチ。
ペースが淀みなく流れる想定の今回は、前走のような「窮屈な競馬」になる可能性は低く、道中で外目に持ち出し、残り800m地点からじわじわと加速を開始する形になれば、現役屈指の「持続力特化型」のポテンシャルが爆発します。

1ブライアンセンス
この馬の最大の特徴は、向こう正面からのロングスパートに耐えうる持続力と、右手前での圧倒的な推進力です。今回の阪神1800mという舞台は、この馬にとって理想的な条件が揃ったと言えます。
阪神ダート1800mは、コーナーを4つ回る小回り的な要素がありつつも、向こう正面から早めに仕掛けが入りやすく、最後まで脚を使い切るスタミナが求められます。師走Sで見せた、L5(残り1000m)からのロンスパで後続を6馬身突き放したパフォーマンスは、まさにこのコースで求められる適性と合致しています。
この馬は右回りのコーナーで右手前を維持し、そのまま直線まで押し切る形が最も高いパフォーマンスを発揮しており、プロキオンSやフェブラリーSで見せた、不得意な展開や忙しいマイル戦での4着善戦は、むしろ地力が向上している証拠と言えます。
今回のアンタレスSでは、中盤で極端に緩まない淀みのない流れが想定されますが、フェブラリーSを経て、基礎スピードも強化されているだけに高いパフォーマンスが期待できます。

4 ムルソー
「逃げて良し、番手で良し」の自在性と、坂井瑠星騎手の阪神ダートにおける卓越したペース配分を評価します。

持続力の化身: 2走前のシトリンSの内容が圧巻です。自ら厳しいラップを刻み、後続の脚を完全に封じ込める逃げは、かつてのダート王者を彷彿とさせます。

展開の利: 周囲に「砂を被りたくない」馬が多い中、内枠から主張すれば案外すんなり主導権を握れるはずで、1800mのスピード勝負に一抹の不安はありますが、今の充実度なら簡単には止まりません。

2モックモックからの馬連指示で22.9倍的中となり、22万9000円の払い戻しとなりました。

競馬アンタレスS





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